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【広報ふじ平成7年】暮らしのたより1

暮らしのたより

富士古典文学講座−平家物語−  富士公民館

センター婦人がん検診  保健女性センター

静岡県翼ファミリーツアー in グアム島  障害福祉課

個別健康相談−赤ちゃんからお年寄りまで−  保健女性センター  

双子の子育て交流会  保健女性センター

長寿社会対応住宅の相談に応じます 高齢者福祉課

エイズの無料相談及び検査  保健女性センター

母子家庭、寡婦の皆さんのための無料相談  児童福祉課

8月の献血  社会福祉課

健康コーナー

食中毒

 食中毒とは、細菌の毒素や有毒な化学物質などを口にすることによって、引き起こされる胃腸の病気のことです。腸炎ビブリオやサルモネラといった細菌によって起こる細菌性食中毒、フグや毒キノコなどの動植物の毒による自然毒食中毒、農薬などによる化学性食中毒、カビ毒による真菌毒食中毒、特殊な細菌によって生産されるヒスタミンというアレルギーを起こす物質によるアレルギー様食中毒などに分類されます。
 日本では毎年3万人から4万人の人が食中毒になり、6月から9月の夏期に多く発生しています。
 日本で発生の多い細菌性食中毒には、感染型と毒素型があります。感染型は細菌が食べ物の中で増殖し、食べた人の腸の中でさらに増殖しながら毒素を出して食中毒を起こします。毒素型は細菌が生産した毒素を口にすることで起こる食中毒で、熱などで細菌は死んでいたとしても、毒素の量が多ければ食中毒を起こします。
 細菌性食中毒にかかると、吐き気やおう吐、下痢、腹痛といった消化器症状が起こり、時には血便が出ることもあります。また、全身症状として発熱や激しい下痢による脱水症状を起こすこともあります。
 食中毒の予防策としては、1夏は生ものを食べるのに気をつける 2まな板やふきんは使用後よく洗って乾燥させる 3冷蔵庫をこまめに掃除するなどといったことが大切です。

レーダー通信
 14年間続いたこの健康コーナーも、今回で終了することになりました。皆さんの健康に少しでもお役に立てれば幸いです。ご愛読ありがとうございました。
 次回からは、福祉・保健についてのコーナーを始めます。お楽しみに。
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