市営の霊園をつくってほしい
クリスチャンの池田さんは、キリスト教の教会には墓地が少ないので、納骨場所が見つからなくて困っていたとのこと。市営の霊園をつくってほしいと、お便りをいただきました。
池田美智子さん(中里)
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〈市長への手紙から〉
私は、昨年夫を亡くしました。
ところが、教会の墓地が少ないために、納骨場所が見つからなくて苦労しました。
市民の中には、仏教のお寺以外の墓地を希望している人も、多くいるのではないでしょうか。
近隣の市では、既に市営霊園が設けられているとの話も聞きますが、富士市では、市営霊園をつくる計画はないのでしょうか。市民の希望を生かした霊園がつくられることを願っています。
〈市長の答え〉
市営霊園の建設についてのご意見ですが、池田さんと同じように「早く市営霊園をつくってほしい」と希望する人が、年々ふえています。そこで、市役所の中に市営霊園の建設検討委員会を設け、検討を進めています。
これまで、墓地に対する市民意識調査、市内の寺院墓地の実態調査、将来の墓地需要の検討や、霊園の建設場所の検討などを行ってきました。
その結果、5,000基規模の霊園を市内大渕にある丸火少年自然の家の北東付近につくる計画を立てています。そして平成10年度ごろ、工事に着手する予定です。
宗教を問うことなく、だれもが永久に先祖を供養するために使用できるよう、整然として、緑豊かな明るい雰囲気の霊園にしたいと考えています。