ロゼシアターが完成してはや1年半。
身近な場所で数多くの音楽や演劇を鑑賞できるようになりました。
そして今私たちのもっと身近でもっとすてきな舞台芸術が花開こうとしています。
まるで磨けば一流の輝きを見せるまだだれも気づいていないダイヤの原石のように。
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( 写真説明 ) 昨年の3月にロゼシアターで上演された「新竹取物語 お姫さまの出発」
池谷美奈子さん（富士中2年）
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私がモダンバレエを始めたのは、5歳のときです。母の勧めでピアノや水泳教室に行ったこともあったけど、長続きしませんでした。でも、バレエは別。今とても楽しいです。
3月から4月にかけてニューヨークヘ行き、カーネギーホールでの公演に参加しました。最初はお手伝いとして行く予定だったので、観光気分でした。けれど、自分も舞台に立てることになって…。緊張というより、実力を認められてうれしかったですね。
ニューヨークでは、ブロードウエーのミュージカルも見てきました。とにかくダンスがすごかったです。私は、昨年の市民ミュージカル「ディアナ号…」や、児童劇団つばさの公演にも参加しています。上演後の大きな感動は、ほかの人には体験できないものだと思います。ダンスや演劇って、つらいこともあるけど、満足感の方が大きいですね。（笑）
ことし創立20周年を迎えた 富士子ども劇場の運営委員長
高田澄江さん（本市場）
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富士子ども劇場は、すばらしい舞台芸術を親子で鑑賞しながら、子供たちの夢と創造性を育て、感性を磨こうと、子育て中の父母で運営されています。具体的には、鑑賞する子供の年齢などに合わせて三つのコースを用意し、上演作品を選び、劇団を招きます。子供たちには、生の舞台を見て、生の感動を味わってほしいと思います。
富士子ども劇場は、ことしで創立20周年を迎えました。記念事業として3月24日から三日間、富土市民センターで舞台芸術フェスティバルを開催。今回は、会員だけでなく、多くの親子に楽しんでもらえるよう計画しました。おかげで六つの公演やフリーマーケット、展示コーナーなどに、何と3,000人以上の観客が訪れたんです。
公演の一つに、児童劇団「つばさ」と富士演劇研究会との合同公演がありました。「つばさ」は、富士子ども劇場で演劇を見てきた子供たちが、自分たちも舞台に立ちたいと旗上げした児童劇団です。衣装や道具づくりなど、親子が協力し合ってこそ、一つの公演が成り立ちます。子供たちも楽しく演じていたようですよ。
「子ども劇場」は、全国で活動しています。富士市には、約2,600人の会員がいますが、市の人口の1％以上の会員がいるのは、全国でもまれなんです。それでもまだ「子ども劇場」のことを知らない人が、たくさんいます。富士子ども劇場の活動内容を、もっと多くの人に知ってほしいですね。
子供は、無限の可能性を秘めています。キラキラまばゆいばかりの可能性を。
富士市少年少女合唱団
富士市少年少女合唱団は、昭和49年に吉原市民会館の自主事業として創立されました。今まで、多くの子供たちが、この合唱団を巣立っています。
現在の団員は、幼稚園年長児から高校生までの約60人。6年前から表現方法の一つとしてオペレッタを取り入れています。オペレッタとは、簡単に言うと歌劇のこと。特に昨年の3月と9月にロゼシアターで上演した「新竹取物語 お姫さまの出発」は、多くの観客を魅了しました。指導者の辻村典枝さんは、「音楽で心を動かし、音楽で心に栄養を与え、音楽で心を休めなさい」と、いつも子供たちに教えているそうです。
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( 写真説明 ) 富士市少年少女合唱団の練習の様子
富士市少年少女合唱団団員募集
練習日時 毎週水曜日、幼稚園〜小3は16時〜17時、小4〜高校は17時30分〜19時30分
練習場所 富士市民センター
問い合わせ 辻村方へ 電話52-5513
富士市 FUJI CITY Official Site
