一つ一つ衣をまとい、化粧し始めた新しい中央図書館。
桜の花咲くころに美しい姿を見せ、実りの秋に皆さんを迎えます。
新しい中央図書館は、ことし10月のオープンを目指して、着々と工事が進んでいます。建物は、3月までに完成する予定ですが、それからが大変。図書や雑誌、視聴覚資料など、さまざまな情報を提供するための準備が必要だからです。
新しい中央図書館は、私たちにとってどんな空間になるのか、ちょっとのぞいてみましょう。
外観の特徴は・・・
新しい中央図書館は、富士山を表現した大きな屋根と中央の塔が特徴的な建物。
国道沿いは大きなガラス張りです。周りには池とせせらぎがあり、優しく皆さんを迎えてくれます。
また、駐車場も気になるところ。地下駐車場を含め、87台分のスペースを確保してあります。
中へ入ってみましよう・・・
正面玄関を入ると大きなエントランスホールがあります。ここでは、芸術文化作品の展示も行うことができます。
中へ進むと、大きなガラス越しに、やわらかな日差しが注ぎ込んできます。ところどころ自然光を取り入れる工夫をしてあるので、明るい空間になっています。
また、1階の広さにも驚きます。図書や雑誌(約17万冊)、ビデオ、CDなど、すべての資料を1階の部屋へまとめました。本を簡単に探せるコンピューター端末機も設置してあります。
小さな子供連れでも大丈夫
床暖房のお話し室では、親子一緒にカーペットの上で本に親しめます。
親子専用トイレやトイレ内のベビーベット、ベビーチェアも設置してあります。
障害者や高齢者に優しい図書館
車いすのまま利用できるトイレ、電話、冷水機など、至るところに配慮がなされています。また、目の不自由な人は、入口のインターホンで図書館職員やボランティアを呼んで、館内の案内をしてもらったり、静かな防音の部屋で朗読サービスを受けたりすることもできます。
人と人が出会う場所・・・
新しい図書館を計画、設計するに当たり、市民の皆さんから多くの意見を聞きました。それは、多くの人に気軽に訪れてほしいから。
新しい中央図書館は、「本と人が出会う場所」としてだけでなく、「人と人が出会う場所」として、すてきな街のオアシスになることでしょう。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地図
問い合わせ
新しい中央図書館についてもっと知りたい人は図書館開設準備室へ 電話51-7130