犬を飼っている皆さん、散歩のとき、愛犬のふんの始末は、どうしていますか。
犬好きの人たちにとっても、自分の愛犬が、近所の人に迷惑をかけているとなれば、とてもつらいはず。犬も人も気持ちよく過ごすには、どうしたらいいでしょう。
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( 写真説明 ) 望月和子さん・栄里ちゃん親子(松岡)は毎日愛犬を連れて、かりがね堤を散歩しています。もちろんシャベルとビニール袋は忘れません
犬をペットとして飼う人が、着実にふえています。市内では約9,300匹が飼われており、この数は7軒から8軒に1匹の割合です。
犬がふえるに従って、市役所にも犬に関する苦情が多く寄せられています。その中で一番多いのは、ふんのこと。「犬の散歩中、家の軒下にふんをさせていく飼い主がいる」「道路や公園に犬のふんが転がっていて、とても汚い」など。
これらの苦情の原因は、ほんの一部の心ない飼い主によるものでしょうが、そのために多くの市民や愛犬家が迷惑しています。
ふんは家まで持ち帰って
犬の散歩に行くときは、シャベルとビ二ール袋を忘れずに。散歩中のふんは、しっかり始末して家まで持ち帰りましょう。自分の愛犬のふんなら、たとえ汚くても、責任を持ってください。ふんの始末は、最低限守らなくてはならないマナーです。
公園の砂場にふんをさせないで
公園の砂場で、犬にふんをさせていませんか。砂にふんや尿がまじると、大腸菌やさまざまな細菌がふえて、とても不衛生な砂場になってしまいます。公園の砂場は、子供たちの大切な遊び場。飼い主の気配りが必要です。
甘やかさずに厳しくしつけて
犬のしつけは、生後2か月から1年まで。それを過ぎたら、もう無理です。甘やかさずに、厳しくしつけてください。
毎日散歩に連れていって
散歩に連れていかないと、犬は寂しくてほえたり、ストレスがたまり、気が荒くなってほえたりします。特に夜中の鳴き声は近所迷惑。毎日散歩に連れていってあげてください。散歩時間は、中型犬で朝夕30分くらいが目安です。
犬と人が、ともに気持ち良く過ごせる社会の現実。ほんの少しの気配りをするだけで、そんなに難しいことではないはずです。
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( 図表説明 ) 市内の飼い犬数
( 図表説明 ) 飼犬の種類別 ベスト5