平成2年4月、富士市に初めての大学、常葉学園富士短期大学が大渕に開学し、ことしで5年目を迎えています。この大学は、自然あふれるすばらしい環境の中にあり、学生たちは伸び伸びとキャンパスライフを送っています。
市内だけでなく、市外からも多くの学生が通っています。また、数多くの卒業生が市内の企業などで活躍しており、富士市に大学ができた効果は、着実にあらわれています。
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学長 前田俊郎さん
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常葉学園富士短期大学は、富士市内の最高教育機関として、市民の皆さんの期待の中、平成2年4月に開学しました。
ことしで5年目を迎えた当大学は、地元高校生の進学先としてだけでなく、学生の地元企業などへの就職あっせんにも力を入れており、すぐれた労働能力の供給源としても富士市のために貢献していると言えるのではないでしょうか。今まで3回の卒業生を社会に送り出しており、その就職率は100%を誇ります。ことしの就職は、とても厳しい状況になっていますが、ほかの大学に比べれば、今のところの就職率はよい方です。
また、当大学は「地域に密着した開かれた大学」を目指しています。まず、生涯学習の一環として、市民を対象とした「公開講座」を年六回開催しています。なかなか好評なので、今後ますます発展させていきたいと考えています。さらに、「科目等履修生制度」の活用を広く呼びかけています。これは、社会人を対象とした全国共通の制度で、一般学生と一緒に授業や試験を受け、単位を取得できるものです。
常葉学園富士短期大学は、これからも富士市民の将来に役立ちたいと考えています。
在校生
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竹田香織さん(商学科1年・ 江尾)写真右
この大学の図書室にはビデオルームがあって映画のビデオやCDなど、とても人気があるんですよ。
中川慶子さん (国際教養科1年・天間)
富士市に大学ができてラッキーでした。だって私は、自宅通学を希望していたから。当然、第一志望だったので、合格したときは、うれしくて泣いてしまいました。親も喜んでくれています。
卒業生
中村香苗さん(高木産業株式会社・広見本町)
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私は、富士市が大好きなんです。大学も職場も、とにかく自宅から通いたかったので、富士市に大学ができてとてもよかったと思います。就職活動の対象も市内の企業だけでした。実を言うと、自炊にはあまり自信がなかったんです。(笑)