このコーナーでは、富士市の姉妹都市アメリカ合衆国オーシャンサイドの情報をお知らせしています。
今回は、9月に市主催の「富士市民友好の翼」に参加し、オーシャンサイドを訪問した鈴木和美さん(依田橋)に、貴重な体験を報告していただきました。
=ハーバー・デイズを満喫=
今回、私たちの訪問のメインイベントの一つだったのが、「ハーバー・デイズ(港の日)」という、お祭りでした。会場には、市民の皆さんの手づくりによる民芸品・工芸品のお店が、ぎっしりと立ち並ぶほか、オーシャンサイド周辺の市長さんたちによる市長対抗のヨットレースが行われるなど、大にぎわい。多くの人が集まる中、私たち一行も、自由にこのお祭りを満喫しました。
=言葉の壁を越えたふれあい=
オープニングセレモニーでは、驚いたことに私たちのために特別な席が設けてあり、ボランティアの皆さんやテレビカメラ、そしてアメリカ海軍のすばらしい演奏が、私たちを歓迎してくれました。
中でも一番感激したのは、市民の皆さんが言葉の壁などを気にせずに、ふれあってくれたことです。お祭り会場の中を移動するバスで、場を盛り上げようと歌を歌ってくれた陽気なおばさん(お姉さん?)たち。昼食のときにジェスチャーを交えながら世間話をした皆さん。笑ったり、同情したり、同情されたり…。いまでもあのときの情景が、ありありと頭に浮かんできます。
太平洋を挟んで向かい合っている富士市とオーシャンサイド。気候や風土、文化の違いはあっても、じかにふれあうことによって、人と人は暖かく理解し合えるものだということを実感しました。特にこの「富士市民友好の翼」では、市庁舎や学校の訪問など、普通の旅行ではできない貴重な体験をすることができ、とても勉強になりました。参加することができて、本当によかったと思います。
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( 写真説明 ) 「港の日」に学生と(中央が鈴木さん)