魅力ある都市景観づくりを目指して
「音とまちづくり」
10月4日 10月4日は「都市景観の日」。魅力ある都市景観づくりに向けて、講演会とコンサートがロゼシアター小ホールで行われました。
テーマは「音とまちづくり」。目では見えないけれども、街に対する印象に重大な影響を与える「音」によるまちづくりを考えようと開催されました。
音環境プランナーの田中直子さんが、「風景に耳を澄まし、生活を創る−サウンドスケープの発想から−」と題して講演。続いて、コンサートでは、音遊人(おとあそびと)の多田廣巳(ひろみ)さんが、「やすらぎの音を求めて」と題して、手づくりの楽器とその演奏を披露。聴講者は、静かな音色にリラックスしながら聞き入っていました。
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丹精込めてつくり上げた作品を展示
「第24回富士市福祉展」
10月12〜20日 第24回富士市福祉展が、ロゼシアター展示室で開催されました。高齢者や心身障害者などの作品を展示することにより、自立する心を育て、生活意欲を高めるとともに、市民に福祉への理解を深めてもらおうと毎年開催。ことしは、市内の福祉施設や小・中学校の特殊学級、小規模授産所、福祉団体など55団体から1,200点余りの作品を展示しました。
会場を訪れた人たちは、「どの作品も丁寧につくってあってすばらしい。ハンディがあるのに立派ですね」「福祉施設がこんなにあるなんて知らなかった。施設の紹介もあってわかりやすいですね」など、作品を熱心に鑑賞していました。
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自然の中で青少年を育てて20年
「少年自然の家20周年記念式典」
10月14日 大渕にある市立少年自然の家が、昭和49年の開所以来20周年を迎え、その記念式典が同自然の家で行われました。少年自然の家は、大自然の中、集団宿泊生活や野外活動を通して、心豊かな青少年を育てることを目的につくられた施設。19年間で、延べ約72万3,000人が利用しました。
式典には、山本教育長を初め、利用団体や宿泊研修中の原田小と東小5年生の児童らが出席。児童全員が、「貴重な体験を学校生活に生かし、自然を守っていくことを誓います」と呼びかけを唱和した後、児童代表がくす玉を割って、盛大に20周年を祝いました。
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次世代へ住みよい富士市を
「富士30年構想委員会・分科会が発足」
10月21日 長期的なまちづくりの将来像として富士市の今後38年間を考えていく「富士30年構想」。この構想の検討を進めるため、専門家や市民らで構成される富士30年構想委員会と4つの分科会を設置。その初会議がロゼシアターで開かれました。
市長が、委員会委員に20人、分科会委員に32人を委嘱。委嘱状交付後、市長は、「30年後、次世代の子供や孫たちにどんな街を残すのか、住みよい快適なまちづくりをするにはどうしたらよいのか、大きな視点に立って考えてほしい」とあいさつ。その後、構想の考え方と現状の説明や、活発な意見交換が行われました。
この構想は、今年度と平成7年度の2か年をかけて策定。8年度に、構想を発表します。また、この構想は、第三次富士市総合計画「ふじ21世紀プラン」の後期計画や、次の総合計画に反映していき、構想の実現に努めていきます。
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開園に向けて、いよいよ工事がスタート
「富士山こどもの国整備工事の安全祈願祭」
10月31日 市内勢子辻地区にできる「静岡県富士山こどもの国」の整備工事の安全祈願祭が、現地で行われました。この祈願祭には、石川知事や市長など関係者約50人が出席し、工事の安全を祈願しました。
富士山こどもの国は、次代を担う子供たちが、雄大な自然の中で、生命のとうとさや自然の厳しさを学び、夢や冒険心をはぐくむことができる場になるように、と建設される広域公園。草原の国、水の国、街、森の国、他の国、山の国の6つのゾーンで構成。平成11年に一部開園、16年度に前面開園の予定です。
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