富士に伝わる、かぐや姫伝説。
竹取りのおじいさんが、いつものように竹やぶに行ったところ、どこからともなく聞こえてくる、赤ん坊の泣き声。
ふと足元を見ると、光輝く切り株の中に、何と、かわいい赤ん坊が。おじいさんとおばあさんは、この子をかぐや姫と名づけて大事に育てたそうです。
このかぐや姫の誕生から別れまでを、包装紙でつくった紙人形で表現。
この「光輝く出会い」は、全十場面のうちの一つ。おじいさんが、かぐや姫を大事に抱いています。
いらなくなった包装紙を、上手に再利用したこの作品。包装紙とは思えないような味わいが、この作品の魅力です。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 包装紙で制作した紙人形 入野多賀子さん作