富士市 FUJI CITY Official Site

富士市
広報ふじ > 平成06年 > 平成6年11月5日 629号 > 【広報ふじ平成6年】まちかどネットワーク かけ橋 まだ見ぬ君へ

【広報ふじ平成6年】まちかどネットワーク かけ橋 まだ見ぬ君へ

 皆さん、毎日牛乳を飲んでますか。カルシウムを多くとるには、牛乳を飲むことが一番。…とは言っても今回は「健康のために牛乳を」というお知らせではありません。
 実は、その牛乳の入れ物について。今ではほとんどが紙パックになっていますが、この紙パックは責重な資源。トイレットペーパーなどの原料として立派に役立ちます。
 今回は、牛乳パックのリサイクルに取り組む教育現場からリポートします。

生徒会が牛乳パックを

 10月17日、吉原二中では生徒会が中心になって、牛乳パックの回収を行いました。これは生徒会が、市内の小中学校の中にPTAなどが牛乳パックの回収をしているところがある、という話を聞いて企画。朝礼などを利用して全校生徒に呼びかけました。
 この日、生徒たちが家庭から持ち寄った牛乳パックは、生徒会の役員によって段ボール箱の中に整然と横み重ねられていきました。集まった牛乳パックは、約500キログラム。市内の製紙会社へ持ち込み、買い取ってもらいます。その収益は、体育大会のときに設ける敬老席の接待費や、在校生から卒業生への卒業記念品代として活用されるそうです。
 生徒会長の田中景子さんは、「以前から、アルミ缶の回収は行っていましたが、牛乳パックは初めて。資源の再利用は、とてもいいことだと思います。学校の生徒だけでなく、回収の日には近所の人も持ってきてくれるなど、リサイクルの輪が地域全体に広がったら、一番うれしいです」とにっこり笑って話してくれました。

もっと広げようリサイクルの輪

 元吉原小や富士南小では、給食用の牛乳パックを回収しています。給食の後、子供たちは牛乳パックを広げ、きれいに保管し、その牛乳パックがたまると、業者が回収にやってきます。
 牛乳パックの回収は、市内のスーパーや生活協同組合などでも行っています。牛乳パックは、ごみ箱へ捨てずにちょっと手間をかけるだけで、簡単にリサイクルできるのです。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 吉原二中では、生徒会が中心になり、牛乳パックの回収を始めました
( 写真説明 ) 元吉原小では、給食用のと牛乳パックを回収しています
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
Get Adobe Reader
広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
〒417-8601 静岡県富士市永田町1丁目100番地 電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456
E-mail kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp