シャコバサボテン
ブラジルのオルガン山系が生まれ故郷で、ほかのサボテン類が砂漠気候地帯に生育するのに対し、熱帯雨林気候地帯の樹林に着生しているという、変わった性質を持っています。
今回は花つきをよくするこれからの手入れの方法を紹介します。
秋の管理
これからの時期のシャコバサボテンは花になるもとの芽をつくります。
1日に12時間以下の明るさと、20度くらいの気温で自然に芽をつくります。午後6時から翌朝の8時までは段ボールなどで覆っておくとよいでしょう。
置き場
花芽ができる10月上旬までは屋外の明るい日陰に置きます。花芽ができ上がれば日照時間に左右されないので、室内のできるだけ暖かくて日当たりのよい場所に移します。
水やり
水は控えめにして成長をとめて花芽をつきやすくします。花芽ができるまでは7日〜10日に1回程度、土の表面が白く乾いてから与えます。
*肥料は花芽をつけるため生育を休止するので与えてはいけません
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