【広報ふじ平成6年】暮らしのたより3
けん玉教室 青少年センター
5月の歩く会 体育振興課
市民れんらく版
甲種防火管理講習会 消防本部予防課
富士山(富士山麓)に生きる動植物の写真募集 博物館
求人予定事業主への説明会 商工労政課
飼えなくなった犬・猫の引き取り日 環境衛生課
不動産(土地・建物)表示登記申請はお早めに 管財課
春の市民美化運動 みどりの課
健康コーナー
尿失禁
尿が意志と無関係に漏れる状態を尿失禁と言います。これは、何らかの病的原因によって、尿を出そうとする力(膀胱の内圧と腹圧の和)が、尿を出させまいとする尿道の力よりも大きくなったときに起こります。普通は尿道を通過して出るものを言いますが、尿道以外からも漏れる場合があります。
これらの尿失禁の中には、排尿のコントロールが全くできない真正尿失禁と言われるもの、緊張性尿失禁といって咳、くしゃみ、笑い、跳びはね、重いものを持ち上げるときなど腹圧がかかったときに見られる別名腹圧性尿失禁と言われるもの、切迫性尿失禁と言い強い尿意のために抑制が効かず、トイレまで保てないもの、溢流性(いつりゅうせい)尿失禁と言い尿が出る力のほうが、膀胱出口を閉める筋肉の力より強い間だけ尿が漏れ出すものなどがあります。
これらの病型によって、各治療法が異なり、尿道以外からのものは、原因により適当な外科的な治療を考えます。過緊張型のものは、神経を抑制するような薬物を使ったり、器具や装具を工夫したりします。腹圧型のものは、交感神経興奮薬を使ったり、運動療法を勧めたりします。尿失禁は、生活の質向上のことでマスコミの話題になっていますが、最近の宇宙医学の進歩のおかげで器具や装具が研究されたり、薬物が進歩開発されたおかげで救われる患者さんが多くなってきていますので専門医にご相談ください。 〈富士市医師会〉
レーダー通信
目にしみるような緑の美しい季節になり、体が自然に伸び伸びと運動したくなります。春風とともに買い物がてらの散歩も手軽にできる、りっぱな運動の一つと言えましょう。
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