皆さんの命と財産を守ります「平成6年消防出初式」
1月9日 毎年恒例の新春を飾るイベント、消防出初式が、市役所前の青葉通りを中心に行われました。式典の行われた青葉通りには、近代装備の各種消防車が勢ぞろい。分列行進の後、会場を市役所北側の駐車場に移し、消防音楽隊とカラーガード隊による華麗なドリル演奏、ポンプ操法や救助演技などの消防演技が行われました。出初式の締めくくりは一斉放水。消防団員の力とことしの意気込みを披露しました。
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富士市に住んでいかがですか「外国人による人権座談会」
1月12日 富士市は今年度、人権モデル地区に指定されています。今年度の人権啓発活動重点目標は「国際化時代にふさわしい人権意識を育てよう」そこで、富士市に住んでいる外国人の人権が守られているかどうかを知ろうと、外国人による人権座談会が保健婦人センターで開かれました。会場には、中国や韓国などの国籍を持つ人が15人集まり、3人から4人ずつに別れて座談会。各クループごとに人権擁護委員や法務局の職員を交えて、富士市での生活について質問。多少差別を感じさせるような意見が出たものの、ほとんどの人が「富士市の人は親切で問題はない」という意見でした。
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市内の成人が大集合「ロゼシアターで初めての成人式」
1月15日 昨年まで富士文化センターと吉原市民会館の2会場で行われていた成人式が、ことしはロゼシアター1会場で行われました。成人対象者は4,005人。このうちの65.6%、2,627人が出席しました。式典は大ホールで行われ、その様子を中ホールでもモニターで見ることができました。しかし同窓会気分の新成人たちは、ホールになかなか入らずガレリアでワイワイガヤガヤおしゃべりに夢中。今どきの若者らしい成人式でした。
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若いもんにゃあ負けられません「生きいき人間ふれあい祭」
1月26日・27日 いつまでも若々しい心と健康な体を保つため、仲間づくり、健康づくり、生きがいづくりをしていただこうと、ロゼシアターで生きいき人間ふれあい祭が行われました。展示室には、陶芸、竹細工など、市民が制作した作品が飾られ、シャッフルボードなどの屋内スポーツも開催。中ホールでは、市民による舞踊、大正琴・草笛などの演奏のほか、芸能人による落語や曲芸なども行われました。訪れた人は、舞台に大きな声援、拍手を送ったり、演奏に合わせてみんなで曲を口ずさむなど、会場が一体となって楽しみました。
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富士市に合唱つきピアノコンチェルト誕生「見よ西風からの富士」をロゼシアターで初演
1月30日 合唱つきピアノコンチェルト「見よ西風からの富士」が完成し、ロゼシアターで発表されました。この曲は、市が作曲家の三枝成彰さんに依頼してつくったオリジナル曲。発表は、新日本フィルハ−モニー交響楽団のコンサートで行われ、新日本フィルの演奏と神谷郁代さんによるピアノ、富士市民約120人による合唱によって、この曲は奏でられました。
曲の感じは、始めは荒々しいメロディーで富士山が爆発しでき上がる過程をあらわし、次の静かな部分では日本の象徴としてある富士山、最後は世界に向けて愛される山としての富士山をイメージしてある感動的な曲。作曲した三枝さんは、「ピアノと合唱のコンチェルトは世界でも珍しい」「頻繁に演奏される曲にしたい。少なくても日本全国で」「絶対に楽しめる曲」とコメント。この曲は、3月6日に東京のサントリーホール、その後神戸で演奏されることが決まっています。
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( 写真説明 ) 作曲家の三枝成彰さん
( 写真説明 ) リハーサルの様子(29日)