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【広報ふじ平成6年】広報広聴に関するご意見・ご提言にお答えします

広報広聴に関するご意見、ご提言がありましたらお書きください

 行政者サイドの考え方には、柔軟性が足りない。
 今までこのようなアンケートがあるとは知りませんでした。
 世論調査が生かされるような効率のよい市政を望む。
 地方分権の時代です。市民と行政のパイプ役として、太く確かなものにしていってください。
 広報ふじ・市政カレンダーが、すべての世帯に確実に届くようにしてもらいたい。
 現在朝7時半の放送がありませんが、再開してほしいと思います。
 広報無線放送は旧時代の名残で、全く必要ないと思う。転入者には、うるさいと感じるのみ。
 深夜・早朝の火災発生の放送は安眠妨害となります。 
 近くに高い建物があるためでしょうか、音が反響して聞き取れません。
 以前は2回繰り返していましたが現在は1回のため、放送内容を聞き漏らしてしまいます。
 広報ふじは月2回発行していますが、内容を充実させて1回の発行にすれば、町内配布の労力や経費の削減につながると思います。
 家庭に届くときには、行事の実施日を過ぎてしまっています。
 私たちの知りたいことは、ありのままの情報を誤りなく知ることです。
 記事の派手さはなくても市民に近づいてほしい。
 マンション暮らしには広報ふじは配布されないの?


 世論調査の中で「広報広聴に関するご意見・ご提言欄」に、とてもたくさんの記入をいただきました。中でも、無線放送と広報ふじについてのものが、多数を占めています。
 無線放送の中で目立ったものは、反響して聞き取りにくい。時報(チャイム)を復活してほしいなど。その一方では、うるさい、必要ないと感じている人もいます。また広報ふじには、記事の内容や写真・カラー化について、さまざまなご意見が寄せられました。そのほかにも、家庭に届くのが遅れ申し込みの期日に間に合わない、届かないという、配布方法についてのものが多くありました。
 調査票は無記名ですから、これら貴重なご意見に直接回答できません。このコーナーで、お答えします。


意見・提言

 ここ2、3年、朝7時30分の放送がなくなってしまいました。「うるさい」と言うのが理由のようですが、あの放送は私たちの子供のころから、時間の目安になっていました。朝学校へ行く途中に聞くと、「急がなければ」・・。会社に行くときは、家を出る目安になった気がします。放送がなくなってから随分たちますが、もしできたなら再開してほしいです。
 10時と2時に、以前のように時報で知らせてほしい。どこにいても時計を持っていなくても時間がわかり、とても便利でした。
 無線放送は他見から来たものには、「うるさい」と感じるのみ。時報も減ってホッとしている。富士市は工場が多く、あちことでサイレン、時報が聞こえてくる。もう騒音を出してまで放送する必要性はないのではありませんか。早朝、深夜の火災や行方不明の放送もやめてほしい。効果は、どのくらいあるのですか。あまりいつも放送しているので、重要ななとき聞き逃しそうです。
 風の吹く方向によって、たまには聞こえるときもありますが、高い建物があるためでしょうか、反響して聞き取れません。塔の近くの人は、「声が大きくてやかましい」と言いますが、私のところは最後の「こちらは広報ふじです」と言うところだけしか聞けず、何を放送したのか全くわかりません。

回答

 市の広報無線放送は昭和42年に開局して、現在では全国的にも有数な規模になりました。放送時間は開局以来、定時のお知らせ放送が午前7時30分・午後5時の2回と、時報が午前7時・10時・正午・午後2時の4回。それに加えて、火災や行方不明などの臨時放送を行っていました。
 しかし都市化が進み、スピーカーと同じ高層マンションができたり、時計がわりだった時報への市民意識の変化、また交代勤務や生活パターンがそれぞれ違うようになってから、「騒音ではないか」と、苦情が寄せられるようになりました。
 こうしたことから、放送時間の見直しを検討。根強く親しまれていた無線放送ですが、静かな生活環境にも配慮しながら、平成3年3月1日、今のような午後5時のお知らせ放送と、午前7時・正午の時報になったのです。
 また、2か所のスピーカーからの放送が重なる「エコー現象」解消のため、二分割放送をしています。この方式はスピーカーを二つのグループに分け、時間をずらして1回ずつ放送することで、エコー現象の発生を抑えようとするものです。
 無線放送については、いろいろと工夫を重ねても、風向きとか建物への反響もあって、すぐには解決できない問題も多いのです。どうぞ、ご理解ください。


意見・提言

 広報ふじを毎月2回発行していますが、これを簡略化し、ただし内容は充実させ、月1回の発行にすれば、各町内の組長さんなどの労力やわずらわしさもなくなると思います。また、資源や経費の削減にもつながるのではないでしょうか。
 最近は、書類のアンダーラインもカラーペンを使う時代です。色刷りの紙面、どしどし取り入れてほしいと思います。
 広報ふじはほとんど見たことがないが、たまに読むと、市政に関する予算・行事・文化・催し物などを知ることができ、興味を持って読む。楽しく、親しまれる広報紙づくりを望む。
 広報ふじが、時々届かないことがある。仕方がないことだと思い、公民館へ行きもらうことにしている。公民館には、さまざまなパンフレットも置いてあり、その存在は広報活動の充実に欠かせないと思う。
 単身のサラリーマン。町内の組合には入っていない。市民税は給料から引かれているが、広報らしきものは一切届かないからわからない。
 家庭に届くときには実施日が過ぎてしまっていて、早く知っていたらと思うことがたびたびです。全ての家庭に確実に早く届くように何とかなりませんか。できましたら回覧板が早く回るよう、関係者に話をしてください。

回答

 広報ふじは、現在各町内ごとの自治会組織を通して配布しています。町内ごとに配布の方法が違いますので、広報ふじの届く日数もさまざまです。このため、暮らしのたよりでお知らせする内容は、発行日から約2週間後のものを掲載するようにしています。回覧板で回している町内は、なるべく早く回覧するようご協力ください。また最近では、町内の組合に入らない人もふえています。広報ふじが届かないときは、町内や組合の代表者に配布の依頼をするか、お近くの公民館にお出かけください。公民館には、市の発行物がそろっています。
 そのほか市では、配布するチラシやパンフレットの種類を少なくする工夫を始めました。各課でつくるチラシをやめて、暮らしのたよりに一括して掲載する方法です。この方法が徹底すると、町内や組合の皆さんの労力が少しは軽減されることになります。
 「市民の皆さんの考え方や要求を的確に判断し、必要な情報を、どのような方法でわかりやすく正確に伝えるか」は、広報広聴課の最大のテーマです。一つ一つの情報をいろいろな形でお知らせしていますが、広報ふじもその中の一つです。広報広聴担当者は、常に新しい感覚を身につけ、技術を磨く必要があります。皆さんからのご意見・ご提言を参考に、あすからの仕事に役立てます。
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
〒417-8601 静岡県富士市永田町1丁目100番地 電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456
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