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【広報ふじ平成5年】まちかどネットワーク 市長への手紙から

脳血管障害患者のリハビリ施設増設を
脳血管障害の後遺症には、リハビリ(患者を社会復帰させるための機能回復訓練)が欠かせません。
高齢化が進む今、中央病院にリハビリ施設の増設はできませんか。
芦澤恵子さん (中里338-17)
- 写真あり -

〈市長への手紙〉
 現代はストレスの多い時代ですから、脳血管障害の患者がふえているそうです。この後遺症には、リハビリが欠かせません。
 高齢化が急速に進む今、病気にならないよう予防することは大切ですが、だれもが脳卒中や脳梗塞などの脳血管障害になる可能性があります。ましてや、リハビリを伊豆方面に紹介されたら、病院への通いや付き添いのことなど、家族の負担は大変なものになります。
 市内でリハビリが受けられたら、どれだけ助かるかしれません。脳外科のある中央病院に、リハビリ施設の増設をお願いできないでしょうか。


〈市長の答え〉
 リハビリが必要な患者は、芦澤さんのお手紙にもありましたように、年々ふえる傾向にあります。リハビリの期間も3か月から2年くらいのケースが多く、さまざまに異なる患者への幅広い対応には、より多くの専門病床・設備・スタッフが求められています。
 中央病院は、平成2年度から始まった増改築事業でリハビリ部門を新館に移設し、新たに作業療法(主に日常生活に必要な動作訓練)を取り入れました。
 今後は作業療法士などのスタッフの増員と、これから開く新館3階にリハビリ病床を設けたりして、今ある病院の施設の中でよりよいリハビリが受けられるよう考えています。また、福祉サービスなどを考える「高齢者保健福祉計画」づくりの中でもリハビリが検討課題になり、整備に向けての作業が進んでいるところです。
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