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【広報ふじ平成5年】仮称 新中央図書館はゆとりの空間

 10月20日、市役所近くの県製紙工業試験場跡地で、新中央図書館の起工式が行われました。建設工事がいよいよ始まり、開館は平成7年秋の予定です。
 新しい図書館は、地下1階、地上4階建ての鉄筋コンクリートづくりで、広さは6,000平方メートルと大きなものです。設計の基本方針は、「図書館は『本』である」と考え、ゆったりと読書が楽しめる空間と、街のオアシスとしての図書館を目指しています。
 それでは、あらましをお知らせしましょう。
- 写真あり -

図書館は「本」である
 本がたくさんある 街のオアシス
平成7年秋開館予定
新中央図書館/富士市永田北町123-4
総工費は約36億円


外観の特徴は

新しい図書館は、富士山のふもとの富士市にできるわけですから、富士山を表現した大きな屋根と中央には塔、そして、がっしりとした管理棟があります。
国道沿いは、内部が見えるように大きなガラス張りです。
池とせせらぎと緑地で、くつろげる空間があります。
駐車場は地下にもあって、87台分を確保しました。
できるだけ自然光を取り入れる工夫をしましたから、全体に明るくやわらかい雰囲気にあふれています。


内部の特徴は

利用する人がわかりやすいように、本のある部屋を全部1階にまとめました。児童向けの本・一般向けの本・新聞雑誌・ビデオ・CD・カセットなどの、コーナー全体が見渡せます。
捜している本が簡単に見つけられる端末機を用意します。
中学・高校生向けの、ヤングアダルトコーナーがあります。
明るい窓際に、落ち着いて読書ができる読書席があります。席はテーブルとソファー式で、あわせて181席です。
児童向けの本棚は、本が取りやすいように低くしました。
お話室は、親子で本に親しめるように工夫したり、床暖房にしました。
2階には飲食のできるコーナーと、学生や一般用の学習室があります。会議や学習会などに使える部屋を用意しました。
郷土資料の研究や整理、古文書の解読作業のできる部屋があります。録音のできる専用室があります。


今までと、ちょっと違うここ

防音の静かな部屋で、目の不自由な人に朗読サービスができます。点字図書や大活字本、それに拡大機などのコーナーがあります。
子供の、専用トイレと手洗所も作ります。
テレビモニターを設けましたから、乳幼児を連れたお母さんや保護者も講演会などに参加することができます。
ボランティア室を用意しました。ここは、幼児や体の不自由な人のために図書館ボランティアを行う人たちが、自由に交流したり情報の交換ができるようにと設けた部屋です。
案内や介添え用に、入り口にインターホーンを取りつけます。
館内の案内は、点字もあります。車いす用の、トイレをつくりました。車いすのまま利用できる、電話機・閲覧席・検索用端末機も用意します。
トイレに、ベビーベッドとベビーキープを設置します。
障害者の専用駐車場があります。

新中央図書館は建物も立派ですが、サービスも充実しています。ご期待ください。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地図
添付ファイル
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