【シリーズ3 北京からやって来た陳勇さん一家の巻】
★日本人の生活とほとんど変わりません。
☆大勢の人に、英語と中国語を教えたい。
陳勇さんと張冬冬さんは、北京生まれの中国人です。中国では結婚しても、妻が夫の姓を名のることはありません。夫婦別姓です。
二人は佐賀大学の留学生同志。陳さんは理工学部で機械を、張さんは教育学部で英語を専攻。話によれば、とてもよく勉強したまじめな学生だったそうです。
張さんは今、須津と富士駅南公民館で英語を教えています。生徒からは、トントンさんと呼ばれ親しまれています。
私の家族
★陳 勇 ・ユウ 39歳
☆張 冬冬・トントン 42歳
■陳 思 ・スー 10歳
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★私は今、ジャトコの技術研究センターにいます。仕事は、トランスミッションの振動と騒音に関する仕事です。日本人のサラリーマンと、ほとんど変わらない生活で、子供はひとりです。
☆子供の名前の「スー」は、考えるといったような意味です。中国語の発音で読むと、「陳思」と「沈思」は同じ発音で、「沈思」は、深く考えるの意味です。
■僕は、今泉小学校の5年生。好きな科目は、算数と体育かな。給食はおいしくて、カレーが好き。サッカーは楽しいから、大人になったらサッカーの選手になってみたい。
☆私は、3年前に富士市に来ました。家庭教師としても、英語と中国語を教えています。言語に関したことにすごく興味を持っています。私は厳しい性格ですから、生徒もまじめに勉強する人が好き。料理は下手ですけれども、餃子くらいはつくれます。
★僕が時々つくる料理は、肉と野菜のいためもの。土曜日と日曜日に買い物に行くときもある。自分では、やさしい人だと思っています。
☆私と主人は性格が違うけれども、価値観が一致しているから、うまくいってると思います。幸せです。中国と日本、それに日本とアメリカの交流などのために、何かできることがあれば、喜んでやりたいと思います。大勢の人に、英語と中国語を教えたいと考えています。