外で働くお母さん、自営業や農家のお母さん、パートで働きたいお母さん、家庭に病人があるお母さんたちへ保育園のお知らせをします。
もちろん、お父さんたちにもぜひ知ってほしい保育園のあれこれです。
保育園のあれこれ
親子で安心保育園
保育園は、市内に公立と私立あわせて31園あります。いろいろな理由があって、家で保育ができない場合、保育園に入園することができます。
例えば、両親が働いている。母親が入院している。家の人が病気で母親が看病している場合など。
働く両親には、安心して働けるように・・・
一人一人の子供には、心から安心して過ごせる生活の場であるように・・・
そして、両親も子供も保母も、みんながともに成長し合う場所でもあるのが保育園なのです。
1.ゼロ歳から小学校入学前の子供を保育します。
私立では、すべての保育園でゼロ歳からの保育ですが、公立でのゼロ歳児保育は、杉の木・広見・なかじまの各保育園です。
2.軽い障害のある子供を保育します。
第二・第三・杉の木・蓼原・鷹岡保育園は、軽い障害のある子供も保育します。障害の程度については、それぞれの保育園にお尋ねください。
3.緊急保育をします。
すべての保育園で、緊急保育をします。母親などが、けが、事故、出産、入院など、緊急で一時的に保育できなくなったときに入園できます。入園できるのは、生後6か月から小学校入学前の子供です。
4.平成六年度の申し込みは、各保育園で行います。
申し込みは、11月1日からです。保育園や児童福祉課にある「入園申請書」を提出してください。
5.詳しいことは、児童福祉課やお近くの保育園へどうぞ!
【保育時間は − 8時間】
原則として、保育時間は8時間。ただし、延長保育もしています。
「いってらっしゃい」、「バイバイ」。こんな光景が見られる時間帯は、毎朝8時30分ごろがピーク。両親と別れを惜しんだら、元気に保育園に飛び込んでくる子供たち。
保育時間は、月曜日から金曜日までは、午前8時30分から午後4時30分まで、土曜日は正午までです。原則としてはこの保育時間ですが、時間の延長もしています。
両親の勤務の都合で、午前7時30分から午後5時30分まで、土曜日は12時30分まで延長保育します。
- 図表あり -
- 写真あり -
( 写真説明 ) 第一保育園児
( 写真説明 ) 杉の木保育園児
【栄養満点 − 給食】
栄養士の献立と調理員がつくるおいしい手づくり給食が魅力。
11時30分になると、できたてのおいしい給食がテーブルに並びます。ゼロ歳から2歳児までは完全給食。3歳児からはご飯やパンを持参して、おかずは保育園の手づくり。熱いものは熱いまま、冷たいものは冷たいままで食べられます。
献立は、栄養士が1か月分ずつをつくります。近ごろ、かめなかったり好き嫌いの激しい子供がふえています。だから、ここが栄養士の腕の見せどころ。不足しがちなカルシウム・ビタミンA・ビタミンB2を摂取できるように工夫します。嫌いなものでも食べられるように指導もします。
献立表は、園児を通して家庭に配ります。メニューは豊富で、牛乳・小魚・レバー・野菜・卵などが盛りだくさん。保育園の給食を食べると、一日に必要なカロリーの半分は摂取できます。
また、調理員は盛りつけの研修会を開いたりして、食欲をそそるための勉強を欠かしません。
【心を育てる − 遊び】
子供は遊びの王様。遊びの中で、いたわりと優しい心が育ちます。
子供は、友達と遊ぶのが大好き。特にクラスの友達とは、持っているエネルギーを出し尽くして遊びに熱中します。年齢の違う乳児から五歳児までが一緒に遊ぶときには、いたわりと優しい心が育っていきます。
保育園の一日は、大半が遊びで占められています。ドッチボールやリレーでは、ルールを守る大切さを、ままごとやお店屋ごっこでは、生活上の役割を学びます。ほかにもりズム運動や造形活動などがありますが、これらはどれも心も体も健康に育つために、なくてはならないものなのです。
最近は、核家族と少子化の社会です。テレビや本からの情報はあふれているのに、臨機応変に対応できる、例えばおばあちゃんからの情報といったものが不足しています。子育てに悩みはつきもの。子育てに悩むお母さんにアドバイスがあれば、気持ちは随分と楽になります。保育園は、こうした身近な相談窓口にもなっています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 杉の木保育園児
( 写真説明 ) 広見保育園児
皆さんの家の近くにある公立私立保育園の一覧表
- 図表あり -