ただいま活躍中です
ポルトガル語の相談員
内山まゆみさん (厚原)
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外国人のための相談員。
ポルトガル語による「外国人のための相談」が、間もなく1年になろうとしています。街の中で外国人を大勢見かけるようになり、中でもポルトガル語を母国語とするブラジル人が、全体の58%を占めています。
「外国人のための相談」は、生活習慣の違いによって生ずる、さまざまな問題解決の手助けを行う窓口で、言葉はもちろん、ポルトガル語。ここで当初から相談員として活躍しているのが、内山まゆみさんです。
親切にこたえたい。
「相談日は、毎週月曜日。いろいろな問題を抱えてやってくるので、相談が1時間を超えてしまうこともあります。住まいのこと、税金のこと、健康保険のこと、そして、最近は不況のせいか、仕事探しの相談が多くなっています。
ついこの間相談に見えた人は、「歯が痛いけれど健康保険に加入していないので、お金がどのくらいかかるのか心配で、もう何か月も我慢している」って言うのです。その日のうちに加入できて、とても喜んでくれました」。
内山さんは、九歳のときにブラジルのパラナ州に渡りました。遠い日本からやってきたんだからと、随分親切にしてもらったそうです。「それにこたえたい気持ちがあります。日本に来てよかったと思ってもらえたら、それが一番うれしいのです」。