点字サークル 「点読虫」が、保健婦人センターを拠点に、地道な活動を続けています。
活動のきっかけは、メンバーの一人が目の不自由な日田千恵子さんと知り合ったことから。
日田さんは3人の子持ち。小学生の子供の本読みや算数の勉強を、「自分で見てやりたい」の気持ちに共感したからです。
日田さんを先生にして、点字の学習が始まりました。点字板に触れ、点字を打っていきます。3年目のことしは、メンバーの実力も上がり、国語は単元ごとに分担できるようになりました。
難しいのは、算数の点訳。図形を点字であらわすのが大変で、日田さんと相談しながら作業を進めています。
昨年は、子供たちにも点字を理解してほしいからと、「てんじに ゆびで そっと ふれてみませんか」のしおりをつくり富士第一小学校の生徒1,400人に配りました。
これからは、絵本点訳の夢とほかの点字サークルとのネットワークを広げたいと話す皆さんでした。
点字サークル「点読虫(てんとうむし)」
●●点字に触れてみませんか●●
点字の学習は、まず点字板に触れることから始まります。
活動は、第1水曜日と第3水曜日に保健婦人センターで。点字に関心のある人は、一度遊びにお出かけください。
・問い合わせ 電話64-4737(辻本さん)
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