本腰を入れてエイズ対策を
今回は、一色にお住まいの大内長利さんからのお便りです。
今や、人ごとではなくなったエイズ。
富士市でも、本腰を入れてエイズ対策に取り組んでほしいとの提言です。
大内長利さん（一色641-3）
- 写真あり -
〈市長への手紙〉
エイズが、日本でも年々ふえ続けているそうです。もう人ごとではない病気なのに、エイズウイルスがどのような性質を持ち、どのようにふえていくのか、なかなか理解されていないのが実情ではないでしょうか。多くの人がエイズについての正しい知識を持つことは、今やとても大切なことだと思います。
富士市では、保健婦人センターを会場にエイズの講演会を開催し啓発活動を進めているようですが、ちょっと気を緩めれば、予断を許さない現状だと考えます。行政の中で教育問題を含め、さまざまな方面でのエイズ対策姿勢を考えて欲しいと提言します。
- 図表あり -
〈市長の答え〉
市長への手紙をいただきありがとうございます。提言のエイズ対策については、実は議会からも質問がありました問題です。
日本のエイズ患者・感染者は、昨年の2倍以上のペースで急増しているのだそうです。ですから、エイズはもう決して他人ごとではありません。市は、保健婦人センターを拠点に、まず啓発活動を充実させます。
今年度は、母子手帳を渡すとき「女性とエイズ」のパンフレットを交付したり、高校生に正しい知識を持ってもらうための講演会を開こうと考えています。また、一般市民向けにいつでも見ることのできるパネルの展示、ビデオの貸し出し、そのほかに講座や行事など、あらゆる機会をとらえて「エイズ予防の正しい知識と検査」のお話をしようと計画中です。
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