分別収集の徹底でごみの減量化を
大渕にお住まいの塚越廣治さんから、ごみ減量についてのお手紙をいただきました。
分別収集を徹底すれば、ごみの減量につながるのでは、とのお便りです。
塚越廣治さん(大渕174-80)
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〈市長への手紙〉
一般廃棄物のごみ問題は、私たち一人一人がその認識を新たにして取り組まない限り、今後大きな社会問題となることでしょう。
一つの策として、以前に分別収集を始めたころの住民パワーと、各地区の自治体組織とを活用して、ごみの分別収集を強化徹底してみてはと考えます。
決められた日に決められたごみをきちんと出す。子供たちによる個別訪問の古紙回収などの徹底で、ごみの減量、ひいてはリサイクルへとつながるのだと思います。
現在、住民の間に着実に盛り上がっているごみ減量についての認識を、確かな実行力として展開してみてはいかがでしょうか。
〈市長の答え〉
ごみの量は、毎年ふえ続けています。それとともに質的にも多種多様化し、その処分や処理がますます困難になってきています。市民一人が一年間に出すごみの量は、360キログラム。その処理費用は、1年間で14億6,000万円です。この金額は、4階建ての校舎なら二つ、25メートルプールなら19もできる金額なのです。
こうしたことから、市では昭和56年から資源ごみの分別収集を実施し、ごみの減量・資源化を図ってきました。今後はもっと細分化が必要になりますので、分別収集の徹底を進めたいと思います。また「富士市廃棄物減量等推進懇話会」を発足。一層減量化に対応していきます。
市民の皆さんにもごみの実情を再認識していただき、ごみ減量に取り組んでほしいと思います。
5月30日はゴミゼロの日
- 図表あり -