シリーズ・・・8
セイロイワシの刺身
「材料」
・セイロイワシ
・そのほか、イカ・タチ・アジもとてもおいしい
・荒塩
「所要時間」
料理人の腕前次第
「今月のシェフ」
・教えた人 遠藤 昭三さん(鮮魚買受人組合長)
・習った人 遠藤 泉さん(比奈1467-2)
近海ものの魚料理に挑戦
遠藤昭三さんに習ったイワシの刺身
春は、入学や結婚そして花見など、楽しいお酒の飲める季節。そんなとき、手づくりの酒のさかながあったら、一段と会話も弾みそう。
遠藤昭三さんは、「料理は気持ち。おいしく食べてもらおうの気持ちさえあったら、でき上がりなんて・・・」と言います。今は、イワシ・イカ・タチなど、沼津や由比でとれた近海ものがどっさり市場に入荷します。魚料理は、ちょっとしたコツさえ覚えてしまえば、もうこっちのもの。一度つくってみませんか。
今回は、床屋の遠藤泉さんが使いなれたはさみを包丁に持ちかえて、イワシの刺身づくりに挑戦。でき上がりは、まずまずといったところでしょうか。
つくり方
(1)イワシは、頭とはらわたをとる。こん包に使う固いビニールテープを輪のようにして、頭の方から骨に沿って引くようにすると、簡単に3枚におろしたようになる。
(2)多めの荒塩を振りかけて、30分くらいおく。
(3)軽くもみながら、きれいに洗う。こうすると、臭みがなくなって味がタイに似てくる。ホント。
(4)盛りつけは、アイデア次第。レモンやネギ、ショウガを添えたりすれば一層豪華版。
(5)(1)をすり鉢ですって、塩としょうゆ味のつみれ汁をつくってもおいしい。
- 写真あり -
( 写真説明 ) *魚選びは、目が澄んでいること。形がしっかりしていて弾力があること。ピチピチしていることが一番大切。