掛け軸の表装
表装とは、習字や墨絵などに紙や布などを張って、掛け軸や巻物などにつくることをいいます。墨絵などをかく人なら、自分の作品を掛け軸にして飾ってみたいと思うのは心情。浜野定男さんもそんな思いを秘めながら、吉永公民館で表装づくりをしている一人です。
小さいときから絵が好きで、芸術関係のことはいろいろやってきました。のめり込むタイプなので、今では家にアトリエまであるんです。
表装は以前からやりたいと思っていたんですが、なかなか教えてくれるところがなくて。今まではほかの人に表装してもらっていたんですよ。これからは自分の墨絵を自分で表装できますから、できあがりの満足感が全然違いますね。
孫の習字も表装してみたいですし、自分の作品を飾って、そこにスポットライトを当てて眺めるのが一番の楽しみですね。
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( 写真説明 ) 真剣なまなざしで表装に打ち込む浜野さん