吉田久雄さん一家が住んでいたのは、ブラジルパラナ州。サンパウロから600キロメートルくらい離れた街でした。季節は日本とは逆で、3月は秋の初めころ。四季はあまりはっきりしませんが、冬は大体6月から8月くらい。霜がおりたり、寒さが急にくる激しい寒波もやってきます。そんな寒さの日でも、日中は強い日差しが照りつけて、気温は急上昇。だからこの季節には、風邪を引く人がとても多いのだそうです。
春になると日本では杉の花粉が飛び交い、花粉症で悩む人も多いのですが、ブラジルにも花粉症があるのです。原因は、トウモロコシ。花粉症の季節は、花が咲く12月ころ。どこまでも続くトウモロコシ畑で、土が見えなくなるほどの花粉が落ちるのだそうです。
トウモロコシ花粉の症状も、杉と全く同じ。鼻水が出たり、くしゃみが出たり、頭が痛くなったり、イライラしたり。そして、花粉の季節が終われば、症状がピタリとおさまるのも同じです。
・頭が痛い
Dor de cabeca
ドール デ カベッサ
・熱がある(自分が)
Ter (estar com) febre
テール エスタール コン フェーブリ
・くしゃみが出る
Estou espirrando
エストー エスビランド
・イライラする(神経質になる)
Estou nervoso
エストー ネルボゾ