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【広報ふじ平成5年】秋・ロゼシアターでお会いしましょう

ROSE THEATRE
BUNKAKAIKAN OPENING SPECIAL PROGRAM

文化会館オープ二ング新春特集
見知らぬ誰かと
ふとおしゃべりをした<て・・・
そんな時、
いつも話題は
『ロゼシアター』のこと

 ことしの秋、11月にいよいよ待望の文化会館(ロゼシアター)がオープンします。さて、そこで皆さんの注目を集めるのが『こけら落とし』のプログラム。
 新年号では、このプログラムのさわりの部分を中心にして出演者や市民の表情をご紹介します。


ホールでは世界の一流アーチストの演奏をお楽しみください。

 11月から12月の2か月間は『こけら落とし』の期間中。国の内外から多くのアーチストがロゼシアターに集合し、さまざまな演奏や演技を披露します。 例えば、オーケストラ、クラッシックバレエ、演劇、能楽、邦楽、ジャズ、ニューミュージック、演歌などなど。最新の設備で一流の演奏をゆっくり、たっぶりお楽しみください。
- 写真あり -
・ロシア キーロフバレエ団
 200年の歴史と伝統を誇る、ロシア生粋のクラシックバレエ団 12月15日
・ヴァイオリニスト 前橋汀子 
 年間100回を超える演奏会を行う、日本を代表するアーチスト 12月3日
・ウイーン国立 歌劇場管弦楽団
 オペレッタの殿堂フォルクスオーバー歌劇場のオーケストラ 11月1日


僕の仲間と一緒に楽しく「富士ルネッサンス」

 富士市出身の作詩・作曲家でかつ歌手でもある林哲司さんもロゼシアターに登場します。
 みんなで楽しめるハッピーなステージを企画しているとのこと。
 早速インタビュー!
作曲家 林哲司さん
- 写真あり -
 作曲家としてのイメージが強いんですが、僕の原点はやはり歌うこと。最近ライブ活動を開始しましたが、客席からの直接の反応がたまりませんね。ライブは生き物です。
 文化会館のステージ(12月26日)もふれあいをテーマに皆さんに参加してもらうものにしたいと思っています。例えば僕の友人である作詞・作曲家、アーチストなどを大勢呼んできて、皆さんとビートルズナンバーなんか一緒に歌ったりしてね。
 米国では一つの都市に、その都市独自の音楽があるんです。これからは、街の音楽や芸術を育てていく時代ですね。富士市でも、生活と芸術のふれあいのバランスをとりながら、みんなの文化が広がっていってほしい。ロゼシアターのオープンが、そのきっかけになればと、ステージ名を「富士ルネッサンス」としました。
 林さんの曲には、「悲しみが止まらない」、「悲しい色やねん」、「北ウイング」など多くのヒット曲があります。もちろん「富士サンバ」もその一つです。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 大ホール


展示室では、ゆっくり芸術品をご鑑賞ください

 展示室では、平山郁夫(日本画)展、牧野宗則(木版画)展、郷土の作家展などを行います。
 富士山に魅せられ、アトリエを十里木に構えて創作に励んでいらっしゃる牧野宗則さんを訪ねました。

海と山からのメッセージ伝えたい。
木版画家 牧野宗則さん
- 写真あり -
 牧野宗則さんのアトリエは、周りを雑木林に囲まれた十里木の一角にあります。アトリエをここに構えたのは、「富士山の状態を、いつでも身近に観察できるから」と、富士山に寄せる思いは人一倍です。
 作品の中心になっているのは、有明海と並んで、ここの富士山。海や山の自然の営みが、風景版画のモチーフになっています。
「自然の営みは、人間の認識をはるかに越えて限りなく広がっています。自然界の中では、私たちも一生物にしかすぎず、自然に対する敬けんな気持ちを忘れてはならないと思っています。
 自然は、いろいろなものを内蔵しています。例えば富士山。その美しい姿の中に、穏やかさや豊かさ、激しさや厳しさ、無限の広がりや奥深さを感じます。陽の光、風の音、木の香り、土のにおいの中に自然の生命の輝きを感じるとき、生きている喜びや幸せを知らされます。
 私は、自分の絵の中にこの感動を表現したいのです。人間にとって大切なものは何なのか、目に見える美しさだけでなく、心で感じる美しさの核心を確かめたいと願っています。
 人は本来もっと優しいはずなのに、毎日忙しく頑張り過ぎているので、つい、自分の持っている優しさや心の豊かさを忘れてしまっているようです。
 音楽でも絵でも、よい出会いは人に喜びと勇気を与えてくれます。私の描いた作品の中から、自然の中にある美しさとともに、豊かな人生を生きるのに大切な、心の中に満ちてくる感動の真理を共有していただけたらとてもうれしいのです。そういう仕事をしたいと願っています」
- 写真あり -
( 写真説明 ) 中ホール 
( 写真説明 ) 小ホール


私たちは、人形オーケストラでデビューします

 もちろん、市民の皆さんのステージも用意されています。コンサートや演劇、展示など多彩な文化活動が披露される予定です。
 そんな市民の皆さんの文化活動に彩りを添えるのが、ガレリアの特設会場でデビューする人形オーケストラ。団員の皆さんの人形づくりも最後の追い込みです。
 富士公民館で情報交換をしながら人形づくりに励んでいる皆さんも、やる気満々。中には、あまりの出来ばえに手放すのを迷っている人もチラホラだとか‥‥?
- 写真あり -
( 写真説明 ) 人形の仕上がりも上々です


文化会館のシンボルマーク SYMBOL
- 図表あり -

3つの点は富士山を表し、同時に1.市民(人)2.街(産業)3.自然を象徴し、バランスを保ちながら連帯と調和を意味します。

シンボルマークは、バラの花をモチーフに「新しい市民文化の発展と広がり」をシンプルに構成しています。

中央にある大きな丸は、未来を見つめる眼とともに文化を表現しています。


クイズで当てよう シンボルマーク入りテレホンカード

クイズはすべて文化会館にちなんだ問題です。文化会館博士のあなたならわかるはず!?さあ、クイズにチャレンジしてテレホンカードをもらおう
Q1 文化会館の愛称は・・・「□□シアター」
Q2 オーブニンクイベントに出演予定の林哲司さんは、中森明菜、杏里などの作曲家として有名ですが、富士サンバの作曲家でもある 1.○ 2.×
Q3 文化会館は平成5年11月にオープンする 1.○ 2.×
Q4 文化会館のシンボルマークは・・・ 
- 図表あり -
Q5 どっちが文化会館?
- 写真あり -

応募方法
はがきにクイズの答えと、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を書いて、〒417市内永田町1-100富士市役所広報広聴課へ
プレゼント
正解者の中から抽せんで30人に、ロゼシアターのシンボルマーク入りテレホンカードをお送りします。
締め切り 平成5年1月30日必着


平成5年1月4日から 文化会館の貸し出し受付を開始します

平成6年1月から文化会館の大・中・小ホールを貸し出します。貸し出し受付は平成5年1月4日から、富士市文化振興財団で行います。(平成6年1月分)
料金などの詳しいことは平成5年1月20日号の広報ふじでお知らせします。
問い合わせ 富士市文化振興財団(市役所8階)内線2813
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
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