シリーズ・2
ロウティー
「材料」
・ジャガイモ(中ぐらいのものを、1人当たり1つくらい)
・小麦粉
・ニンニク
・ニラ
・唐がらし
・塩
・バター
「所要時間」
・約20分
「今月のシェフ」
・久保田保雄さん(吉原1丁目5-28)
- 写真あり -
シェルパ族のもてなし料理。久保田保雄さんに習ったロウティー
簡単料理はおいしい料理
久保田保雄さんは、結婚式もエベレスト山麓(さんろく)のラマ教寺院で挙げたほどの、きっすいの山男。久保田さんに、ネパール東部に住むシェルパ族のもてなし料理、「ロウティー」を習いました。
これは、エベレスト山麓(さんろく)ではとても貴重な、ニンニクやニラをふんだんに使っています。ふだんのシェルパ族は、小麦粉だけでつくった「チャパティー」を食べるのだそうです。
簡単でおいしく、しかもスタミナバッチリのこの料理は、何といっても大勢でワイワイ食べるのが一番。キャンプや山では、うってつけの料理です。
つくり方
(1) みじん切りのニラと、たっぷり2個分のニンニクをすり鉢に入れ、すりつぶす。
(2) ジャガイモを洗い、表面をナイフでこそげる。
(3) おろし金で、ジャガイモをする。
(4) ジャガイモの中に小麦粉を入れ、耳たぶよりちょっとやわらかめにする。
(5) (1)に、目が覚める感じで唐がらしをまぜる。塩も少々。
(6) フライパンで、(4)のジャガイモを両面焼く。直径8センチくらいにすると上品。ホットプレートなどがあれば、なお可。
(7) 焼けたら、素早くバターを塗り、(5)をたっぷり乗せて食べる。