お元気ですか。僕は元気だよ。
ことしの夏休みは、お父さんが釣りに連れて行ってくれるし、浜松のおばあちゃんちも行けるから楽しい。
お盆までに宿題をやっちゃいたいから、市役所の「夏休み自由研究お助け塾」へ行こうかなって思ってる。
8月11日は、市場でマグロの競りを見て、保健婦人センターで合成着色料のテストや、サツマイモのジュースをつくるんだって。 12日は、第一清掃工場でゴミのことを調べたり、温水プールで泳いでから、博物館も行くんだってさ。
一緒に行かない?
夏休み自由研究お助け塾
とき 8月11日(火曜日)・8月12日(水曜日)
対象 小学校4年生〜6年生とその親 *5年生と6年生で親が行けない場合は、ご相談ください
コース Aコース・8月11日 6時40分〜15時
Bコース・8月12日 9時〜15時
定員 各コースとも25人(先着順)
参加費 無料
持ち物 昼食、水筒、筆記用具など
申し込み 7月28日までに、電話で広報広聴課電話51-0123(内線2823)へ住所、氏名(親と子)、学校名、学年、電話番号、コースをお知らせください
8月11日 Aコース
コース
市役所(6時40分出発)→公設地方卸売市場→富士と港の見える公園→田子の浦港→保健婦人センター→市役所(15時解散)
1 競りを見ます 公設地方卸売市場 7時〜9時30分
卸売市場は、昭和51年9月にオープンしました。新鮮な魚や野菜、そして果物がそろっています。
競り(せり)は、魚が午前6時30分からで、7時ごろになると、マグロの競り(せり)が始まります。キャベツやタマネギ、スイカやバナナの競り(せり)は、午前6時45分からです。市場で品物が買える買受人が、朝早くから600人くらい集まって、とても活気があります。
バナナセンターは、フィリピンなどから来る青いバナナを、1週間かけてよい色にしてから市場へ出荷します。
冷凍庫の中にはマグロ・イカ・エビなどが入っています。約1,300トンの品物が入り、南極と同じマイナス35度の部屋があります。
入荷量の多い順位
1.パチマグロ 943トン
2.イカ 184トン
3.アサリ 152トン
4.アジ 119トン
5.サンマ 97トン
1.キャベツ 2,760トン
2.タマネギ 2,251トン
3.白菜 1,686トン
4.大根 1,552トン
5.バレイショ 1,351トン
2 サツマイモジュースをつ<ります 保健婦人センター 10時30分〜11時30分
サツマイモジュース
−材料−
・サツマイモ 1本
・牛乳 3カップ
・砂糖 大さじ1杯〜2杯
−つくり方−
1 サツマイモを、竹ぐしが通るくらいに、やわらかく蒸す。
2 砂糖と牛乳を1に加える。
3 ミキサーにかけたらでき上がり。
1人分200キロカロリー カルシウム180ミリグラム
合成着色料テスト 保健婦人センター 13時〜14時30分
- 図表あり -
( 図表説明 ) ジュースはそのまま、漬物、つくだ煮、お菓子などは砕いて、約5倍の水を加える。
( 図表説明 ) 約30ミリリットルをコップに入れ、小さじ一杯の酢を加える。
( 図表説明 ) 白い毛糸0.5グラムぐらいを水にぬらして入れ、約20分〜30分間湯せんにして加熱する。
( 図表説明 ) 毛糸を取り出して、よく水洗いする。
8月12日 Bコース
コース
市役所(9時出発)→第一清掃工場→温水プール→博物館→市役所(15時解散)
1 調べてみようゴミのこと 第一清掃工場 9時30分〜10時30分
第一清掃工場は、昭和61年9月にできました。一日に処理できるゴミの量は300トンで、150トン処理できる焼却炉が二つあります。建てるのにかかったお金は、64億4,800万円です。
清掃工場では、ゴミを燃やしてできる熱を利用して、電気やお湯をつくっています。このお湯は、温水プールでも使っています。また、煙や排水で公害が起きないよう、いろいろな設備が取りつけてあります。
ゴミを集めるパッカー車やトラックは、28台。働いている人は92人です。燃えるゴミは、一週間に2回、埋め立てゴミ・瓶・缶は、月1回集めます。ゴミの量は毎年ふえ続けて、ゴミを処理するのにかかったお金は、平成2年度に14億5,900万円でした。
- 図表あり -
( 図表説明 ) ふえ続けるゴミの量
・1人が1年間に出すゴミ 359キログラム
・1人当たりのゴミ処理経費 6,211円
2 プールで泳ぎます 温水プール 11時〜12時
富士総合運動公園にある温水プールには、一般用のプールと児童用プールがあります。料金は、大人が400円、中学生以下は、200円です。
3昔の旅・今の旅 博物館 13時30分〜14時30分
昭和56年4月に、博物館が広見公園にできました。博物館の裏には「ふるさと村」があって、「松永邸」や「眺峰館」、「東平遺跡堅穴住居」などの昔の建物がいっぱい。昔の富士に、タイムスリップしちゃいそう。
今博物館では、10月4日まで第26回企画展「昔の旅・今の旅」を開いています。
昔の人たちはどのような目的で、どんな旅をしていたのでしょう。江戸時代の旅と今の旅を比べながら、その違いを調べます。また、昔の旅の道具を見ながら、さまざまな工夫がされているのを確かめます。
知ってるこんなでーた
★面積
214.09平方キロメートル
★人口(平成4年4月1日)
22万8,088人
★昨年生まれた赤ちゃん
2,498人
★昨年死んだ人
1,360人
★昨年富士市へ来た人数
7,251人
★昨年富士市から出た人数
7,094人
★1年間の平均気温
16.4度(8月は最高36.4度)
★1年間で富士山の見える日
150日
★1年間に降る雨の量
2,062ミリ
★小学校の数
23校
☆日本一深い駿河湾
深さは、なんと2,500メートル。ちなみに、2位は相模湾。
☆堤防の高さも日本一
海岸の堤防の高さは、以前は13メートルでしたが、台風で被害を受けたので、17メートルになりました。
☆100トンのテトラポット
富士海岸には、1個50トンのテトラポットが置いてあります。そして、その下に日本で初めての100トンのテトラポットがあります。
☆水管橋の長さが日本一
富士川に、東駿河湾工業用水道の水管橋があります。
長さは、1,040メートルで日本一。直径は、2.2メートル。一日の送水量は、約67万立方メートルです。
☆紙の生産量は日本一
富士市は、紙の街。工場の数も生産量も、日本一です。
平成2年の紙の生産量は、395万9,000トンでした。
☆双方中方墳の庚申塚(そうほうちゅうほうふんのこうしんづか)古墳、東田子の浦駅近くの庚申塚古墳は、1,500年前につくられました。とても珍しい双方中方墳の形です。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 双方中方墳
( 図表説明 ) 前方後円墳
( 図表説明 ) 前方後方墳
( 図表説明 ) 円墳