日本画
きらびやかな絵で知られる狩野派は、室町時代中期から明治時代に及ぶ日本画史上最大の流派。狩野探幽や狩野芳崖などの名前を知っている人も多いと思います。
そんな日本画に魅せられたのが、浅間本町の藤原友枝さん。伝法公民館の日本画グループで腕を磨いています。
藤原友枝さん
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「日本画との出合いは、中学生のときに見た近くのお寺の住職さんの絵。静かでやさしい美しさがあって、それ以来自分で描いてみたいと思っていました。20年近く思い続けていたことがやっとかなったのは5年前。伝法公民館の成人学級に、日本画の講座があるのを見つけたんです。しかも、お店が休みの火曜日だったんですね。「しめた」と思って早速申し込みました。
最近は年に6枚ぐらい描いていますが、外へスケッチに行く時間がないので、身の周りのものを題材にしています。昨年は、おばあちゃんが大切にしている人形を、そしてことしは初孫が生まれたので、お座りできたら描きたいなって思っています。店を閉めて、夜10時ごろから2時ごろまで。朝食をつくってくれる夫に感謝しながら筆を握ります。