平成5年11月のオープンを目指して、建設が進む文化会館。大・中・小ホールを中心に、市民の文化活動の輪を広げ、育てる拠点となります。市民の皆さんが、聴きに行きたい見に行きたい、そして会館のステージに立ってみたい。そんなふうに思ってもらえる会館にしなければなりません。
そこで重要なのは、会館の運営管理の方法。
市は4月1日、会館を運営管理するための組織として、「財団法人富士市文化振興財団」をつくりました。
運営管理の基本的な考え方は
1、すぐれた芸術鑑賞機会の提供
2、市民の自主文化活動の積極的推進
3、個性豊かな市民文化の創造・支援・発信
4、市民の文化活動ニーズへの柔軟な対応
5、市民に開かれた会館運営 の5本柱です。
また今後は、コンクールなどによる芸術家の発掘や支援、市民参加のオペラづくりなど、地域独自の文化づくりを進めます。そして友好都市の中国の嘉興市、アメリカのオーシャンサイド市との文化交流など、活動の輪を海外にも広げていきます。
- 図表あり -
開館前の多彩な行事もお楽しみに
開館まであと1年と7か月。その間もプレイベントとして、多彩な行事を予定しています。
〔平成4年度〕
◇新人と子供たちのコンサート
◎6月6日(土曜日)
音楽大学をことし卒業した新人と、富士市少年少女合唱団、リトル マリンババンド、ミューズフルートアンサンブル ジュニア、との合同コンサートを、文化センターで行います。
◇ふじ少年少女芸術劇場
パート1 ミュージカル公演
◎8月1日(土曜日)
文化センターで子供向けミュージカル「サウンドオブ ミュージック」を上演します。
パート2 学校コンサート
◎10月から11月
東京パーカッション・シンフォネットと上野の森混声合唱団を招き、中学校8校の体育館で演奏会を開きます。
◇まちかどコンサート
新富士駅を会場に、コンサートを2回行います。
◎10月24日(土曜日)
パンフルートとシンセサイザーコンサート
◎12月(日は未定)
クリスマスハンドベルコンサート
◇映画音楽と名曲の夕べ
◎11月1日(日曜日)
開館1年前の催しとして東京室内管弦楽団を招き、コンサートを開きます。演奏曲目は、6月6日の「新人と子供たちのコンサート」入場者からリクエストしてもらい決定します。
◇ふじ初春コンサート
◎平成5年1月ごろ(日にち・会場は未定)
邦楽系音楽家により、新春にふさわしい演奏会を開きます。
〔平成5年度〕
開館後は、国内外のすぐれたクラシック・バレエや、演劇の公演などを予定しています。
また、まちかどコンサート、学校コンサート、ふじ初春コンサートなどを継続して行います。
"さあ、いよいよ活動が始まります。お楽しみに"
愛称募集 親しまれる施設になるよう5月・6月に募集します。
問い合わせ 文化会館開設準備室 内線2812
- 写真あり -
( 写真説明 ) 建設中の文化会館、現在約4割できました