街の中にだれでも気軽に入れる図書館を
渡辺美喜(みき)さん
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私は読書会の活動で、中央図書館へよく出かけますが、鷹岡地区の人たちは、場所をあまり知らないようです。
街の真ん中に、だれでも気軽に入れる図書館ができることを、今から夢見ています。
〈市長への手紙〉
古色蒼然とした今泉の中央図書館が、今度新しく建てかえられることを聞き、大変うれしく思っています。私は、鷹岡で小さな書店を営んでいますが、ある先生に、「街の真ん中に本屋さんがあるのは、とてもいいものですね」と、さりげなく言われたその言葉を、今でも誇りに思っています。
鷹岡地区の人たちは、あまり中央図書館のことを知らないようですし、地理的にもちょっとわかりにくいようにも感じます。
街の真ん中に、だれでも気軽に入れる図書館ができることを、今から夢見ています。
親しまれ広く利用できる図書館に
〈市長の答え〉
市長への手紙をいただきありがとうございます。日ごろから、読書会の活動などを通して、図書館へのご協力を感謝いたします。
さて、図書館の建設についてですが、いよいよ新中央図書館の新築の準備を開始しました。建設着工は、平成5年度からの予定です。今年度は、まず10億円で土地の取得と、6,200万で設計の委託を行います。
図書館は、生涯学習と情報化時代、加えて高齢化社会を一度に迎え、ますますの充実が要求されます。建設に際しても、市民の皆さんのご意見やご要望を十分にお伺いし、親しまれ、広く利用していただけるよう、心がけていきます。