財政事情を公表します。今回は、平成2年度の決算状況と、平成3年度上半期の執行状況です。街の家計簿をごらんください。
平成2年度一般会計
一般会計とは市税収入を主な財源として、福祉・教育・道路・消防などに使われる会計です。
歳入
会計年度内(4月1日〜翌年3月31日)に入ってきたお金 金額は1万円未満を四捨五入
科目別 収入済額 構成比
総額 631億7,640万円 100%
市税(市民税、固定資産税など) 386億6,337万円 61.2%
市債(市の借入金) 47億8,940万円 7.6%
諸収入(預金利子など) 37億3,599万円 5.9%
繰越金(前年度からの繰越金) 32億8,183万円 5.2%
国庫支出金(国からの補助金など) 25億9,821万円 4.1%
地方譲与税(国から地方に譲与されるお金) 21億8,728万円 3.4%
県支出金(県からの補助金など) 19億3,185万円 3.0%
分担金及び負担金(施設入所者の負担金など) 15億4,932万円 2.5%
利子割交付金(県から交付される利子割県民税) 12億4,213万円 2.0%
財産収入(市の財産を売却などした収入) 8億3,027万円 1.3%
その他 23億6,675万円 3.8%
☆財源別歳入 631億7,640万円
自主財源
市税 61.2%
諸収入 5.9%
繰越金 5.2%
分担金及び負担金ほか 6.0%
依存財源
市債 7.6%
国庫支出金 4.1%
地方譲与税ほか 10%
市民1人当たりに使ったお金 26万7,517円
道路・河川の整備に 6万4,361円
教育に 6万1,999円
社会福祉に 3万5,289円
庁舎管理などに 2万7,056円
ごみ処理や病気の予防に 2万5,184円
産業の発展に 2万2,385円
借りたお金を返すために 2万1,410円
消防活動に 9,833円
(平成3年3月31日の人口で算出)
歳出
会計年度内(4月1日〜翌年3月31日)に支出したお金 金額は1万円未満を四捨五入
科目別 支出済額 構成比
総額 604億4,315万円 100%
土木費(道路や河川の整備に) 145億4,172万円 24.0%
教育費(学校整備や社会教育に) 140億822万円 23.2%
民生費(社会福祉などに) 79憶7,332万円 13.2%
衛生費(ごみ処理や病気の予防に) 56億9,011万円 9.4%
総務費(庁舎管理や人件費などに) 56億86万円 9.3%
公債費(借りたお金を返すために) 48億3,729万円 8.0%
消防費(消防、水防、防災のために) 22億1,981万円 3.7%
農林水産業費(農林業や水産業のために) 20億2,035万円 3.3%
労働費(働く人たちのために) 16億939万円 2.7%
商工費(商業や工業発展のために) 14億2,799万円 2.4%
議会費(議会の運営のために) 5億1,226万円 0.8%
災害復旧費(災害復旧のために) 183万円 −
★目的別歳出 604億4,315万円
土木費 24%
教育費 23.2%
民生費 13.2%
衛生費 9.4%
総務費 9.3%
公債費 8.0%
消防費 3.7%
農林水産業費ほか 9.2%
特別会計
行政の基本的な経費は一般会計、事業ごとに分けて独立させたものは特別会計と言います。富士市は、17の特別会計があります(下表は財産管理特別会計を省略)
◇歳入総額 253億6,713万円
◆歳出総額 245億8,904万円
会計区分 歳入 歳出
国民健康保険事業 84億2,854万円 80億4,187万円
下水道事業 69億9,002万円 69億8,137万円
依田原新田土地区画整理事業 81万円 81万円
富士中部土地区画整理事業 24億8,914万円 23億6,326万円
地方卸売市場事業 3億2,692万円 3億2,468万円
駐車場事業 5,966万円 5,364万円
公共用地先行取得事業 9,451万円 9,451万円
老人保健医療事業 67億1,529万円 66億6,567万円
一般会計は追加補正し653億円に
平成3年度の一般会計は、32億8,800万円が追加補正され、653億800万円になりました。また、歳出の執行率は、9月30日現在で40%です。
平成3年度一般会計予算と執行状況
歳入
予算総額 653億800万円
収入済額 311億5,444万円
平成3年9月30日現在
科目別 予算額 執行額
市税 406億6,300万円 243億6,854万円
市債 51億3,495万円 0円
諸収入 34億3,417万円 4億2,386万円
繰越金 26億9,201万円 26億9,201万円
国庫支出金 26億7,813万円 7億6,659万円
繰入金 19億4,505万円 407万円
県支出金 19億3,691万円 2億2,112万円
その他 68億2,378万円 26億7,825万円
歳出
予算総額 653億800万円
支出済額 257億33万円
科目別 予算額 執行額
教育費 150億6,211万円 48億9,342万円
土木費 143億1,661万円 41億6,749万円
民生費 79億5,283万円 35億4,711万円
衛生費 78億8,951万円 36億8,295万円
総務費 57億4,504万円 23億2,678万円
公債費 51億8,831万円 24億5,420万円
農林水産業費 22億3,732万円 9億4,169万円
その他 69億1,627万円 36億8,669万円
平成2年度の企業会計決算
★水道事業
収入合計 27億2,016万5,589円
営業収益 24億6,495万8,935円
営業外収益 2億5,520万6,654円
支出合計 22億1,880万9,675円
営業費用 17億9,130万926円
営業外費用 4億2,750万8,749円
純利益 5億135万5,914円
★病院事業
収入合計 83億6,398万3,010円
医業収益 72億6,533万7,523円
医業外収益 10億9,864万5,487円
支出合計 84億5,823万8,358円
医業費用 78億9,328万1,605円
医業外費用 5億6,495万6,753円
純損失 9,425万5,348円
3年間の予算の伸び
総額
平成元年 936億2,830万円
平成2年 979億6,454万円
平成3年 1,074億3,114万円