【紙細エ】
清水あきらさん
- 写真あり -
比奈の清水あきらさん(90歳)は、紙細工の名人。新聞と一緒に入ってくる広告の紙を利用してつくる馬は、ちょっとした芸術品。色とりどりの鞍(くら)や手綱(たづな)をつけた馬がずらっと並ぶと、それはきれいです。
清水さんが馬をつくり始めたのは、3年くらい前。動物好きですから、馬の体型はぴったり決まっています。「材料は、ただだから」と笑いますが、手先が器用でないと無理な仕事。最後にニスを塗って仕上げますが、一日三頭が限度だそうです。
馬は、長寿にあやかろうと、もらっていく人がとても多いそうです。