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【広報ふじ平成3年】第20回 世論調査

 ことし7月に行いました「第20回世論調査」の結果がまとまりましたので、そのあらましをお知らせします。
 今回のテーマは『私は富士市に住んでこう思う』と『生涯学習』についてです。調査は住民基本台帳から無作為抽出した3,000人の市民の皆さんにお願いしました。

テーマ 富士市に住んで私はこう思う

 市民の皆さんが、暮らし向きや市政について普段感じていることを率直にお尋ねするもので、概ね5年ごとに調査を行っています。

この町にずっと住んでいたい
問−1
 あなたは、富士市にこれからも住み続けたいと思いますか。
 回答は、「住んでいたい」が62.8%と過半数を超え、昭和59年度の前回調査を9%上回っています。また、これに「考えたことがない」の19.2%を加えると、全体の82%が富士市への定住を望んでいることになります。


悪臭や騒音はキライ
問1-1
 問1で「移りたい」と答えた方に伺います。その理由は何ですか。(複数回答)
 回答は「悪臭や騒音」21.6%、次いで「交通の便が悪い」16.8%の順となっています。これを前回調査と比較すると、「悪臭や騒音」が6.8%ふえ、前回の3位から今回は1位となっています。


もっと私たちの意見を聞いて
問-2
 富士市政は、市民の意見を十分に反映していると思いますか。
 回答は「少しは反映している」が45.1%、「十分に反映している」が8.9%で、両者を合わせると54%となり、「反映している」が過半数を超えました。これは、前回調査の41.4%を大きく上回っています。


自分でしっかり意思表示
問-3
 あなたは、市政に対する意見や要望、苦情はどのようにして伝えますか。
 回答は「自治会を通す」19%、「市長への手紙や電話」18.5%、「直接市役所へ」18%、「市議会議員に頼む」17%の順で、内、「市長への手紙」と「直接市役所へ」を合わせると36.5%となり、3人に1人は直接市へ意志表示をしていることになります。


まず第一に安心できる医療体制を
問-4
 今後、あなたが市に特に力を入れてほしいものは何ですか。(複数回答)
 回答は要望の多い方から「医療」「福祉」、「道路」、「下水道」、「公害」の順となりました。
 前回調査との比較では、「自然保護」が2.8%から7%に、また「社会福祉の充実」が7.6%から11.2%にと伸びが目立っています。


回答者の御意見
・JR新富士駅周辺の区画整理を早急に実現してほしい。
・サラリーマンの多い町です。もっと市営住宅を建ててください。
・市は、古紙や牛乳パック等のリサイクルに力を入れてほしい。
・20万都市にしては、病院の数が少ない。沼津や蒲原の病院に市民が通っているのが現実です。
・最近転入してきましたが、どこへ行くにも車でなければ行けないのには驚いてしまいます。
・市外から帰ってくると、空気の悪さを改めて感じます。
・「自然保護」が、人間のための「自然保護」にならないように。


ずーっと住んでいたいね富士の街
★回収結果★
◇調査対象者  3,000人
◇回答者  1,458人
◇回答率  48.6%
*結果は百分率で表示しました。表示した百分率は小数点以下第2位を四捨五入してありますので、合計が100にならない場合があります。

問1
 あなたは、富士市にこれからも住み続けたいと思いますか
- 図表あり -
問1-1
 問1で「移りたい」と答えた方に伺います。その理由は何ですか。
- 図表あり -
問2
 富士市政は、市民の意見を十分に反映していると思いますか。
- 図表あり -
問3
 あなたは、市政に対する意見や要望、苦情はどのようにして伝えますか。
- 図表あり -
問4
 今後あなたが市に特に力を入れてほしいものは何ですか。
- 図表あり -

テーマ 生涯学習について

 情報化、国際化、高齢化などの社会変化は、一方で余暇時代を私たちにもたらしました。
 こうした社会情勢に対応しながら、生き甲斐のある充実した生活を送るにはどうしたらよいのでしようか?…今、生涯学習の必要性が叫ばれています。

ショーガイガクシューって何だろう?
問1・問1-1
・あなたは「生涯学習」と言う言葉を知っていますか。
・「知っている」と答えた方に伺います。あなたはどのように理解していますか。
 回答で「知っている」と答えた人は65.9%でした。また「生涯学習」の意味については、89.2%の人が「いつも学ぶ気持ちをもって、生涯にわたり自己の向上に努める」と答えています。


私の余暇スタイル教えます
問2
 あなたは、余暇時間を主にどのように過ごしていますか。(複数回答)
 余暇スタイルでトップは「家で休養」の19.7%、次いで「旅行、ドライブ」14%、「家族・友人との語らい」12%となっています。また、男女別では、男性が「家で休養」、「旅行」、「日曜大工」、「パチンコ」など、女性は「家族との語らい」、「ショッピング」、「習いごと」などがそれぞれ全体を大きく上回っています。


学級・講座への参加は女性に軍配
問3
 あなたは、この1年〜2年間に趣味や教養などの学級・講座に参加しましたか。
 「参加したことがある」は全体で31.2%でした。しかし、これを男女別でみると、男性22.7%に対して女性39%と、学級・講座への参加は、女性が男性の1.7倍にも達しています。


一に生きがい、二に健康それから教養を
問-4
 あなたが、学級・講座に参加した理由は何ですか。
 学級や講座への参加理由の第一は「生きがいのため」で28.6%、続いて「健康・体力づくり」20.9%、「教養を高める」12.8%の順でした。これは、男女別、年齢別でも同じ傾向でした。


チャンスがあれば学習に参加したい
問-5
 問3で「参加したことがない」と答えた方に伺います。あなたは、今後学級・講座に参加する気持ちはありますか。(図表は省略)
 参加したことのない人(全体の68.5%)に、参加意欲を尋ねたところ、「是非参加したい」5.3%、「できれば参加したい」54.3%となり、約6割の人が参加意欲をもっていました。


生涯学習センター美術館も欲しい
問-6
 今後、富士市が学習の場として施設を整備するとしたら、どのような施設を希望しますか。(複数回答)
 希望する学習施設としては「生涯学習センター」、「屋内スポーツセンター」、「美術館」、「公民館」の順でしたが、差は余りなく、学習や活動に対する市民ニーズの多様化がうかがわれます。


受講料や教材費は大切な問題
問-7
 公共の学級・講座の参加者が、受講料や教材費を負担する受益者負担制度をあなたはどう思いますか。
 回答は「参加者の受講料・教材費の負担は当然だ」46.5%、「受講料は公費で、教材費は自己負担」43.5%、「両方とも公費でまかなうべきだ」3.4%の順という結果でした。


回答者の御意見
・公民館などで行っている学級や講座は身近で大変便利です。
・公民館学級にもっと学校の先生を活用してはどうですか。
・健康であってこそ、学級に取り組む意欲も出ると思います。
・生涯学習は、行政主導である必要はなく、個々の生活パターンに応じて選択すればよい。
・交通の便が悪く講座等への参加ができません。残念です。
・もっと市民が楽しみ、関心をもって参加できるようなPR方法を考えてください。


ちょっと気分は上昇気流!
問-1  あなたは「生涯学習」と言う言葉を知っていますか。
- 図表あり -
問1-1「知っている」と答えた方に伺います。あなたはどのように理解していますか。
- 図表あり -
問-2  あなたは、余暇時間を主にどのように過ごしていますか。
- 図表あり -
問-3  あなたは、この1年〜2年間に趣味や教養などの学級・講座に参加しましたか。
- 図表あり -
問-4  あなたが、学級・講座に参加した理由は何ですか。
- 図表あり -
問-6  今後、富士市が学習の場として施設を整備するとしたら、どのような施設を希望しますか。
- 図表あり -
問-7  公共の学級・講座の参加者が、受講料や教材費を負担する受益者負担制度をあなたはどう思いますか。
- 図表あり -
添付ファイル
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