ひょうたん
ひょうたんと言えば、天間と言われるぐらいひょうたんづくりが有名です。公民館で行われる年1回のひょうたん祭りには、カラフルで大中小、さまざまな形のひょうたんが所狭しと並べられます。地区で、ひょうたんに取りつかれた人、白金熹章(しろがね よしゆき)(天間南・63歳)さんは、きょうもひょうたんづくりに一生懸命。
白金熹章さん
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「始めたきっかけは、5年ぐらい前かな。近所の家に行って、玄関に並べてあるのを見てびっくり。自分もつくりたいと思い、公民館の成人講座へ。今は月に一度の同好会で、技法の研究をして腕を磨いているよ。5月に種まきをしてからが、ひょうたんづくりの始まり。種類は4種類で、大きさは10センチメートルから50センチメートルぐらいまでができる。毎年1,000個ぐらい収穫するけど、自分で気にいった形は十分の一ぐらいかな。
形のいい物から、色ウルシを塗るけど、最低7色は使う。水やすりで磨いて模様を出すんだけど、自分の思いどおりに出たときは、何ともいえないうれしさがあるよ。始めると、朝から晩まで時間を忘れるくらい魅力があるんだ。」