管理されるのを嫌い 趣味を楽しむアメリカ人
中国の嘉興市に次いで、アメリカ合衆国カリフォルニア州オーシャンサイド市との国際友好都市提携の準備も進み、12月2日調印式が行われます。
今回は、アメリカの話をお聞きしようと、2年間ニュージャージー州サミット市にお住まいだった斎藤達也さんご夫妻(宮下)のお宅におじゃましました。
斎藤達也さんご夫妻(宮下)
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−都市提携をどう思いますか
達也さん
「文化が違って、考え方も違う外国を知ることは、日本のことがわかってくることだと思う。外から日本を見るのも必要だし、人の交流って大切ですね」
泉さん
「アメリカでは、日本のことはあまり知られていないから、いろいろ誤解もあるのでは
−。交流が盛んになれば、そんなことはきっとなくなります。英語も、ネックになっているのかも。日本人は文法はできるのに、会話力はないように思います」
−サミット市はどんな町
達也さん
「人口は2万人くらいで、ニューヨークから車で40分のベットタウンです」
泉さん
「日本のスーパーマーケットがあるから、何でも手に入りました。湿気がなくカラッとしていて、洗濯物もすぐ乾きます。どこの家にも地下室があって、あれはいいと思いましたね。洗濯機、乾燥機、エアコン、ワインなどを入れます」
−アメリカ人の気質は
達也さん
「いい意味でも悪い意味でも自己が確立されているから、管理されるのを嫌います。残業はほとんどありません。フレックスタイムが採用されていて、朝早く来て働きます。3時ころ終わると、釣りや大工仕事を楽しんでいます」
泉さん
「50代から80代のお年寄りまでが、外に出て趣味を楽しんでいますね。パッチワークを習っていましたが、私の友達はお年寄りの方が多かったみたい」
−ありがとうございました。