【広報ふじ平成3年】暮らしのたより4
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慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)(蓄膿症)
一般に蓄膿症と言われていますが、正確には鼻腔をとりまく顔の骨の中にある空洞の粘膜や骨壁が、細菌の感染やアレルギー性反応によって起こる病気です。季節的には寒い季節に多く、温暖のときは少ないと言われています。
鼻の粘膜の発赤(ほっせき)や腫脹(しゅちょう)が強いために、鼻が詰まったり鼻汁が出たりします。約60%の人が頭重感を訴えますが、日中特に午後に起こることが多いと言われています。また、腫脹した鼻粘膜や鼻汁により臭覚が低下し、ときに食べ物の味がわからなくなることもあります。
むし歯が原因で起こる歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)は、悪臭のある鼻汁が発症一日目で起こります。歯科医で処置しなければ、根治できません。
上顎洞は2歳〜8歳で急速に発育し、17歳ごろ完成します。したがって小児の手術は17歳ごろまで一般には施行しません。成人になるまでに50%は自然治癒(ちゆ)しますが、両親のいずれかが副鼻腔炎を持っていると、子供は自然治癒しにくい傾向があると言われています。
また,アレルギー性鼻炎や感冒にかかりやすい人は、副鼻腔炎になりやすいようです。そのまま放置すると、活動意欲や記憶力が減退したり、注意力が散漫になったりします。
診断法としては、X線撮影と鼻腔鏡という検査器具を鼻に差し込んで、粘膜を直接診たり、注射針で膿汁を取り出して調べます。治療は薬物治療が有効でない時は手術治療を行ないます。 く富士市医師会〉
レーダー通信
ことしは、冷夏だったとはいえ、まだ寝苦しい残暑が続いています。明け方は、気温が急に下がることがありますので、寝冷えには気をつけましょう。
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