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【広報ふじ平成3年】暮らしのたより4

暮らしのたより

8月の健康だより  保健婦人センター

発明くふう展作品募集  工業課

犬、猫の引き取り日  環境衛生課

8月の歩く会  体育振興課

青年教養講座 ユースセミナー  青少年課

8月の献血  社会課

日野皓正ジャズコンサート  富士文化センター

健康コーナー

膵臓(すいぞう)がん

 胃の後ろにあり、消化酵素液やインスリンというホルモンを出す膵臓にできるがんです。その発生部位により、頭部がん、体尾部がん、全体がんに分けられます。頭部がんは体尾部がんの約3倍多く、全体がんは少ないが男性にやや多く好発年令は50歳〜70歳代です。
 症状は上腹部痛、背部痛、黄疸、糖尿病の出現や悪化などです。血液検査では血清アミラーゼ値の上昇、胆道系酵素の上昇のほか、がん自体より血中に産出される腫瘍マーカーの測定が参考となります。ただ2センチメートル以下のがんでは腫瘍マーカーは高値とならないのが普通です。画像診断として、上部消化管造影、CT、超音波エコー検査、胆膵管造影などが行われますが、人間ドックなどでも手軽に行われる超音波検査は、発見のきっかけとして重要です。膵臓の腫大、異常エコー、膵管拡張などをチェックします。
 治療は外科的手術が絶対必要ですがうまくいった人でも5年生存率は10.4%と不良です。しかし、腫瘍径2センチメートル以下でリンパ節転移のない早期がんでは60%の5年生存率が得られています。
 このように膵臓がんは、早期発見が難しく、症状が出た時には、手遅れのことが多く、他のがんに比べ、治療成績不良なやっかいながんといえましょう。現在では超音波検査で、手術可能な時期に膵臓がんを発見できることも多くなってきています。年一回は検査を受けるようにしましょう。  (富士医師会)

レーダー通信
 食中毒の発生しやすい季節となりました。食物が腐ると味やにおいでわかりますが、食中毒菌が繁殖しているのは見かけではわかりません。まな板はよく殺菌することが大切です。
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