乙女のまごころ 秋桜（コスモス）
人里を彩るコスモスの花は、秋の風物詩として親しまれています。風になぎ倒されても立ち直って咲き続ける、信じられないほどのたくましい生命力にあふれた花です。
性質
コスモスが秋に花を咲かせるのは、夜が長くならないと、花芽をつくらない性質があるからで、和名のアキザクラ“秋桜”は、季節を感じさせる日本の花？（実際は原産地メキシコ）としての名前です。最近は、従来の遅咲き系の種子が店頭から消え、早咲き系と呼ばれる品種が主流を占めるようになりました。この系統は、日の長さに関係なく種まき後2か月から3か月で開花します。今回は、早咲き系の育て方について紹介します。
種まき
6月にまくと9月から咲き始め、草丈を低く開花させたい場合は、8月上旬にまくと10月ころ咲き始め、涼しくなると色もさえます。丈夫な草花ですから、直接ばらまきか、トロ箱にすじまきします。
定植
本葉3枚ころがよく、早まきした場合は40センチ〜50センチに、遅まきの場合は、20センチ〜30センチというように時期によって植え付け間隔を変えます。
管理
病害虫はアブラムシがつく程度、また、肥料も、地植えの場合は特別与える必要はありません。
＊9月〜10月ころ、富士川緑地やかりがね公園で見ることができます。
添付ファイル
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