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【広報ふじ平成3年】おかあさん がん検診受けてよう

みよ子からお母さんへのお願い
 私、みよ子。小学6年生。仲よしの、よし子ちゃんのお母さんが、乳がんの手術をしました。
 元気になって退院したおばさんは、「小さいうちに見つけたからよかったけど、ほうっておいたらあぶなかったのよ」って、笑って話してくれました。おばさんは、市のがん検診で、乳がんがわかったんだって。
 だれでもお母さんが、がんで死んだらいやだよね。私のお母さんにも、検診を受けてもらおうと思って、保健婦人センターで調べました。

がんで亡くなる人がふえています

 死んだ人の4人に1人は、がんだそうです。その中で一番多いのが胃がん。でも胃がんは、集団検診なんかで早く発見されることが多くなったので、死ぬ人がだんだん減っています。
 2番目が肺がんで、逆に死亡者がふえています。肺がんは、たんとレントゲンの検査をしますが、結核(けっかく)を調べるときの検査でも、発見できることがあるそうです。
 治療(ちりょう)の方法が進んだけど、とにかく早く見つけることが大切です。


女の人に多いがんは 

 女の人に多いがんがあります。それは、乳がんと子宮がんです。何人ぐらいの人が、この病気になるかわかりませんが、乳がんで死ぬ人はふえています。また、子宮がんは、検診で早く見つかることが多くなったので、死ぬ人は減っています。

乳がんを早く見つける方法
 乳がんを、自分で早く見つける方法を、教えてもらいました。
1、月に一度、日を決めて、おっぱいにしこりがないか、さわってみる。
2、かがみの前で、おっぱいのはれや、ひきつれなどの変形がないかを見る。
3、乳くびを強くつまんで、分ぴ物(汁など)が出ないか確認する。
などだそうです。

子宮がんを早く見つける方法
 子宮がんは、乳がんとちがって、自分でさわって見つけることはできません。でも、月経以外の出血や、ピンク・茶かっ色のおりものがあったり、下腹部がきもち悪い・痛いことなどが、子宮がんの症状だそうです。
 おかしいなと思ったら、お医者さんへ、おかしくなくても、毎年検診を受けること。「ね、お母さん!」。


私のお母さん検診を受けるって

 市のがん検診には、胃がん、子宮がん、乳がん、大腸がんがあります。検診は、保健婦人センターと、お医者さんでやっています。日と時間などは、保健婦人センターで全部の家へ配った「健康カレンダー」に書いてあります。
 私は、さっそくカレンダーを壁に張り、婦人がん検診についてメモして、お母さんに渡しました。


お母さんへ
・婦人がん検診(乳・子宮がん)
・5月15日(水曜日)受け付けは午後1時15分から1時間
・保健婦人センターで
・一週間前ぐらいまでに、電話で申し込む。 みよ子より

 お母さんは笑いながら「はいはい、わかりました」と言ってくれました。
 みんなも、自分のお母さんに、検診を受けるようお話ししてね。

問い合わせ 保健婦人センター  成人保健係 電話64-8992
- 図表あり -
( 図表説明 ) 検診受信者と発見がん患者数
( 図表説明 ) 乳がん
( 図表説明 ) 子宮がん
- 写真あり -
( 写真説明 ) 30歳婦人がん検診
添付ファイル
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