東京文化はいややなぁ、富士市はミニ東京にならないで。
高橋さんご一家(広見町1)
- 写真あり -
( 写真説明 ) 伸之さん(左)と和恵さん、円は健太郎君
大阪府羽曳野(はびきの)市から昨年みえた高橋さん(広見町一)ご一家、初めての転勤が幸運?にも富士市。夫婦とも浪速っ子で「文化は上方」というご主人に、愉快な取材をさせていただきました。
高橋さんちは、ご主人の伸之さん(36歳)、奥さんの和恵さん(30歳)、長男の健太郎君(7か月)の3人家族です。
−羽曳野市はどんな街
伸之さん
「人口は12万人ぐらい。古い街の周辺に新興住宅地が広がる大阪のベッドタウンです。狭い道も多く、ちょっと富士市に似ています」
−富士市の印象は
和恵さん
「雄大な富士山に大変感激しました。これまで富士山を1回から2回しか見たことがありませんでしたからね。友達から日本一いいところにいるじゃないといわれました」
−暮らしてみていかがですか
伸之さん
「富士市の生活のほとんどが東京圏。味付け、言葉、新聞、テレビなどさまざまな面で文化の違いを感じます。こちらに来て大阪人だなと意識するようになりました。富士市はあまり東京化してほしくないですね」
和恵さん
「そうよね、たこ焼きまで関東風なのはショック」(笑)
−行政の違いは
和恵さん
「たまたま子供が病院の世話になったこともあって、医療費の戻ってくる乳児医療制度には助かりました。ただ、工場のにおいはなんとかしてほしいですね」
伸之さん
「図書館が貧弱で、文化的な行事も少ないように思います。また、富士市は完全な車社会。公共の交通機関の発展は望めないのでしょうか」
−ありがとうございました。