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【広報ふじ平成3年】下水道事業の健全な運営を目指して

皆さんの要望にこたえます

 健康的で快適な生活環境の確保と、川などの水質保全に、なくてはならない施設となった下水道。現在、2万2,000世帯が使用可能で、普及率は約3分の1となりました。
 市は、「早く下水道を」という皆さんの御要望にこたえるため、年間約50億円の建設費を投じ、下水道の普及に努めています。


4月使用分より使用料を改定

 下水道事業は、建設費のほかに下水処理施設などの維持管理費がかかります。その額は、年間約11億円ですが、下水道が普及するにつれ、年々ふえていくことが予想されます。
 下水道は、使用料を払って使っていただきますが、このお金を維持管理費に使います。また国からは、建設費の一部も使用料で賄うようにとの提言もあります。しかし、現在の金額では、維持管理費の半分が賄える収入があるだけです。そこで、今回使用料を改定させていただくことになりました。
改定月 4月使用分の使用料から
改定の例 1か月30立方メートルの水を使う一般家庭の場合、1,500円が2,200円になります。


新しい負担区ができました

 昨年11月に公共下水道事業計画の変更が認められ、前田、蓼原、岩松地区で下水道整備を進めることになりました。このため、建設費の一部を負担していただく、受益者負担金の負担区を設定しました。
負担区名 富士第二負担区
負担区面積 336ヘクタール
負担金額 土地の面積に、1平方メートル当たり244円を乗じて得た額
- 図表あり -
( 図表説明 ) 年度別維持管理費と維持管理費に対する使用料の割合
( 図表説明 ) 富士処理区の負担区図


負担金を納めていただくまで

下水道の整備

申告者の発送(4月下旬)

受益者からの申告(5月1日〜5月20日)

負担金の賦課(納入通知書の発行)

負担金の納付(5年間で20回分割払)


下水道ここが知りたい


 いつから使用できますか。

 お宅の前に下水道本管が埋設され、使用できる状態になると、文書でお知らせします。


 使用料金は、何に使われるのですか。

 処理場の運転費や、下水道管の維持修繕費などに使われます。


 排水量は、どのようにしてはかっているのですか。

 台所・ふろ・水洗便所などで使った汚水が、すべて下水道に流されるので、上水道の使用量を排水量としています。


 受益者負担金は、何に使われているのですか。

 下水道の整備には、たくさんの費用がかかり、全市に行き渡るまで何十年もかかります。そこで少しでも早く下水道が利用できるようにするため、皆さんに納めていただいた受益者負担金を、工事費の一部に充てています。


 空き地や駐車場にも、負担金がかかるのですか。

 負担金は、利用状況に関係なく、すべての土地にかかります。

問い合わせ 下水道管理課 内線 2515・2516
添付ファイル
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