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【広報ふじ平成3年】暮らしのたより3

暮らしのたより

国民年金保険料の出張徴収と年金相談  国民年金課

軽自動車の名義変更 廃車手続は3月末までに  税務室諸税担当

2月は、子宮がんの強化月間です  保健婦人センター

農業委員会委員選挙人名簿をお見せします  選挙管理委員会

ガス機関、ガソリン機関設置の届出  公害課

園芸コーナー

やさしい肥料の知識

 私たちが、毎日栄養のことを考えて食事をしているように、植物も栄養をバランスよくとらなければなりません。
 植物に必要な栄養成分にはいろいろありますが、特に必要なものが、窒素(N)、燐酸(P)、カリ(K)です。
 そのほかに必要な栄養素として、カルシウム、マグネシウム、鉄、硫黄、マンガン、ホウ素がありますが、ナス科、ウリ科、マメ科などの植物を連作しない限り施す必要はありません。
*窒素(N)の働き
「葉肥」と呼ばれ、枝葉を大きく育てる働きがあります。
*燐酸(P)の働き
「実肥」や「花肥」と呼ばれ、開花、結実に役立ちます。
*カリ(K)の働き
「根肥」と呼ばれ、新しい根の発育を助け、根張りをよくする効果があります。
 ですから、観葉植物や葉菜類には窒素肥料を、花ものや実ものには燐酸を、球根草花や根菜類にはカリ肥料を施すようにします。
 市販されている肥料の表示で、「10-10-10」というのは、窒素(N)、燐酸(P)、カリ(K)が100グラムの中にそれぞれ10%(10グラム)ずつ入っているという意味です。
 人間に「腹八分目に医者いらず」のことわざがあるように、植物にも同じことが言えます。
 注意書きをよく読んで、肥料過多にならないよう注意しましょう。
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