最初は面倒だったごみの出し方、でも、分別は大切ですね。
2月の札幌といえば「雪まつり」。富士で生まれ育った人には、寒さの想像もつかないのでは。今回は、札幌から昨年10月に転勤で靖国町(富士南地区)にみえた姫野毅(ひめのたけし)さんのお宅に伺いました。
姫野さんのお宅は、旭化成にお勤めの毅さん(32歳)と奥さんの勝恵さん(33歳)、長男の泰輝(ひろき)君(3歳)、次男の貴壮(たかあき)君(1歳)の四人家族です。
−姫野さんて珍しい名字ですね
毅さん
「出身は大分でして、大分や宮崎には多いんですよ」
−札幌市はどんな街
毅さん
「2年間住んでいただけですが、大変いいところでした。最初は北の外れなんて思いますが、家の中は暖房がしっかりしていて暖かいし、夏は涼しい。都会なのに、車でちょっと走れば大自然も満喫できます」
勝恵さん
「札幌のど真ん中に住んでいたので、生活が便利でした」
−富士市の住み心地は
勝恵さん
「子供を育てるには札幌よりいいですね。小さい子は冬の間、外へ出られませんから。それに、富士市の人は親切で、人情味があります。お百姓さんから野菜をいただいたりするんですよ」
−行政の違いは
勝恵さん
「ごみの出し方が札幌では大ざっぱでした。分別収集は、最初面倒くさいと思いましたが、環境のことを考えると、大切なことですね。また、札幌市では、3歳になると週2回幼稚園の先生が地域に来てくれる制度があり、よい制度と思いました」
−市へ要望はありますか
毅さん・勝恵さん
「美術館がほしいですね。それから、家の周りには公園がないので、子供の遊べる広場がほしいと思います」