ことしも市内で3,200人の新成人が誕生しました。現代の若者は、豊かな時代に生まれ育ち、超新人類などと言われたりもしますが、限りない可能性と熱い情熱を持っているのは、今も昔もあまり違わないはずです。
今回は、成人を迎えた3人に青少年センター(広見)に集まっていただき、夢や希望、成人として感じたことなどを語っていただきました。題して「新成人はればれトーク」、お楽しみください。
出席者
司会
・鈴木奈緒美さん(柚木)市政モニター、スポーツインストラクターとして活躍中
新成人
・岸茂行さん(水戸島本町)会社員
・鈴木初美さん(原田)静岡県立大学2年生
・遠藤志乃さん(大渕)市役所市民課職員
司会
鈴木奈緒美さん
- 写真あり -
自分のスタジオ(永田町1)を初め、公民館やラ・ホール富士、青少年センタ−などで、エアロビクスのインストラクター(指導者)として活躍中。26歳、もちろん独身。市政モニターとしては「若者の行政参加を」と訴える、鉄骨レディ。
- 写真あり -
岸茂行さん
鈴木初美さん
遠藤志乃さん
司会
皆さん成人おめでとうございました。まず最初に、皆さんに自己紹介をしていただきたいと思います。
鈴木
鈴木初美です。静岡県立大学国際関係学部の2年生で、英米文化や英語の勉強をしています。去年3月から4月にかけて、アメリカのボストンに、ホームステイで語学研修に行ってきました。将来は外国人と接するような仕事につきたいと思っています。
岸
岸茂行と申します。よろしくお願いします。電気工事士の資格を取り、電気工事会社に勤めています。余暇には、仲間とシニアリーダーといってジュニアリーダー養成のお手伝いをしています。
遠藤
初めまして、遠藤志乃です。市役所の市民課で戸籍係をしています。市民の皆さんから届け出された戸籍を実際にタイプ打ちしたりする仕事をしています。結婚届の出し方がわからなかったら、お尋ねください。
司会
順番からすれば、私が一番に教えてもらわなくちゃね。(笑)
同窓会のような雰囲気の成人式
司会
さて、私が成人式を迎えたときのことを思い出すと、東京に2年ほどエアロビクスの勉強に行ってきて、ちょうど仕事を始めた年でした。これから自分の力で仕事をするんだという気持ちと大人になるんだという気持ちがミックスされて、大変きばって式に参加したと記憶しています。最近の成人式は騒然としているとかと聞きますが、皆さんにとってはどうでしょうか。
鈴木
私は学生で、親にビシバシ頼っているので、晴れ着を着ていくことに少し抵抗がありました。でも、式で二十歳の誓いを述べることになり、母の勧めもあって結局着物で出席しました。
司会
晴れ着を着るのも親孝行みたいなものですからね。
鈴木
そうかもしれませんね。(笑)
司会
式で何か思いましたか。
鈴木
社会人になった友人を見ると「すごくしっかりしてるなあ」なんて思いました。
司会
岸さんは?
岸
最初は出ないつもりだったんですが、友達に誘われて出席しました。背広なんかあまり着たことないので困りました。女の人は化粧が濃くて、だれがだれだかわかりませんでした。(笑)
司会
同窓会みたいな雰囲気もありますよね。
一票の重さって本当にあるの
岸
それから、はたちといえば、酒とたばこと選挙権ですが、酒とたばこはもうやっているし…(笑)
司会
選挙権についてはどう思いますか?
岸
小さいころから選挙権のことは興味がありました。でも、テレビでよく一票の重さ、一票の重さって言いますが、自分の一票でどれだけ変えることができるのかなって思います。ただ道路や橋ができたぐらいでね。僕の一票で、世の中がそう変わるとは思えないのですが……。
黒子の市職員
一票の重さは、なかなか目に見えないことかもしれませんね。しかし、一票、一票が積み重なって当選に結びつき、政治や生活のあり方が決まります。明るく正しい選挙を行い、自分の一番信頼する候補者に投票することは、民主政治を行う上で、とても重要なことなんですよ。
司会
4月に統一地方選挙がありますよね。
黒子の市職員
静岡県議会議員選挙が3月29日告示の4月7日投票、富士市議会議員選挙が4月14日告示の4月21日投票です。棄権することのないようお願いします。
司会
私はこれまで全部投票しましたが、皆さんはどうですか。
鈴木
私は4月生まれなので、昨年6月の県知事選挙の投票をしました。
司会
選挙は投票してみて関心がわくこともあります。何度か投票してみると、一票の重みも少しは感じますよ。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 初対面でしたが、そこは若者、すぐ打ち解けました
( 写真説明 ) 新成人の72%が参加しました