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【広報ふじ平成3年】暮らしのたより3

暮らしのたより

2月の健康だより   保健婦人センター

犬、猫の引き取り日  環境衛生課

進学ローンの御利用を  商業労政課

ふれあい教養セミナー  東海大学

2月の歩く会  文化体育課

感動はいっしょうけんめいの熱い風(全国高校総合体育大会スローガン)

2月の献血  社会課

市長相談  市民相談室

くすの木学園作品展示即売会

健康コーナー

子供の成人病

 成人病とは、本来は大人がかかる病気の意味で、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病、胃・十二指腸潰瘍等があげられます。
 子供の成人病とは1.糖尿病、胃潰瘍等すでにかかっているもの、2.動脈硬化が体の中で静かに進行しているもの、3.肥満、高血圧、高コレステロール等の成人病の危険因子をもっている予備群に分けられます。
 胃潰瘍はストレスによることが多く、ストレスに弱い今の子供は、兄弟の数が少なく親が過保護にしているためといわれています。糖尿病は学校検尿で生徒2万人に約1人の割合で見つかっています。動脈硬化は10歳代で既に始まり、血中コレステロールが200ミリグラム(1デシリットル中)以上の高い子供が増えています。
 肥満児もふえ、高血庄、糖尿病、脳卒中にかかりやすい肥満成人になっていくこともあります。肥満児になる原因は、体質、過食、運動不足と過保護などがあげられます。とくに家族の影響が大きく、両親とも肥満の子供は80%、母親のみ肥満の子供は60%が肥満児となっています。運動不足、運動嫌いの子供には好きな運動を続けさせ、食生活では脂肪、糖分、塩分を控え、蛋白質、カルシウム、植物繊維を十分にとり、栄養のバランスに気を付けましょう。朝食はきちんととり、3回とも家族団らんで楽しく食事をし、小児期から成人病の予防をすることが大切です。  (富士市医師会)

レーダー通信
 忘年会や新年会で、飲み過ぎ、食べ過ぎて体重超過になってしまった人も大勢いると思いますが、寒さに負けずに適度の運動をして、もとの体重にもどすように努力をしましょう。
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