頑張ってます 8月に向けて
高校生にとって、名実ともに最高のスポーツの祭典「全国高校総体」が、8月1日から県内15市9町で開催されます。本市でも市立体育館を主会場にバドミントンが行われ、約1,400人の選手・監督が来富します。
開会まであと211日。生徒たちは一人一役運動で、全国各地から集う選手の歓迎準備を進めています。また、総体出場を目指す選手たちも練習に熱が入っています。
感動はいっしょうけんめいの熱い風
吉原高新体操部
新体操部員は10人。リボンやこん棒を手に、リズミカルに躍動します。
昨年は、国体には出場したものの、高校総体予戦では、ライバルの浜松市立高に敗れ、涙をのみました。これから、新しい曲と演技をマスターするため、練習に力が入りますが、個人は脇田裕美さん、団体は小林優子さんほか5人の出場に、期待がかかります。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 左から小林優子さん、望月由喜さん、脇田裕美さん、大野美奈子さん、内田衣吏子さん、加藤明子さん
吉原工業高レスリング部
夏暑く冬寒い道場で、汗を流しながら、黙々と練習する部員は九人。
昨年の福岡国体に、学校で初めて出場し、3位になったのは、キャプテンの後藤進矢君。また、昨年の新人戦県大会でも2位に入賞し、8月の高校総体出場に期待がかかります。後藤君は「下半身を中心に鍛え、出場できるよう頑張りたい」と話してくれました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 後藤進矢君（右）と金指道也君
吉原商業高陸上部
昨年の新人戦県大会で、円盤投げ第3位となった斉藤三千八（みちや）君。「大会で自信がついた」と総体出場を照準に。
円盤投げに求められるのは、回転のスピードと滑らかさ、そしてパワー。選手としては小柄の斉藤君は今、筋力トレーニングを中心にしています。「目標は45メートル以上。とにかくベストを尽くしたい」と意欲的です。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 斉藤三千八君
富士見高バドミントン部
昨年11月の県新人戦で団体2位。今年6月の県大会で同じ成績なら、文句なしに総体出場ですが、強敵もたくさんいます。県内では、伊東高校がトップ。続いて富士見、富士宮東など5校が肩を並べます。実力伯仲で、予断を許しません。
部員は11人。秋山仁美キャプテンを中心に、なんとか出場したいと「強気」を合い言葉に頑張っています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 秋山仁美さん（左）と石原美紀さん
富士東高剣道部
部員20人の小所帯ながら、女子団体と2年生の渡辺博仁君、渋谷津雪さんの個人戦出場が期待されます。
女子団体は、昨年の総体に出場したメンバーが4人も残っていることから、今年の総体出場は、部員のかなりはっきりとした目標に。
また、「面が得意」という渡辺君と渋谷さんは、極めて冷静で、短時間に集中力を発揮した練習を行っています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 渋谷津雪さん（左）と渡辺博仁君
富士高陸上部
100メートル10秒64。山内了秀（よしひで）君の記録で、県内敵なし。陸上部員は40人。100メートルの山内君と井出俊也君など四人で走る、400メートルリレーの出場に期待がかかります。
特にリレーは、昨年県大会で優勝したメンバー。予選となる6月末の東海大会に向けてトレーニングに励みます。山内君は「地元の大会だから頑張ります。大勢の人に高校生を応援してほしい」と話してくれました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 山内了秀君（左）と井出俊也君
富士地区生徒推進委員会
高校生全員の力を結集し総体を成功させようと、各校の代表で生徒推進委員会をつくりました。会では看板の制作、総体ニュースを発行するなど、生徒・市民の意識高揚に努めるほか、「富士の型染め」など、手づくりの土産品もつくり始めました。
総体期間中は、市内のバドミントン競技だけでも、競技補助、駐車場整理などに、延べ3,000人の生徒が活躍します。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 市内6校の推進委員の皆さん
富士市 FUJI CITY Official Site
