SF商法を被害が出る前に取り締まって
無料で物を配り、催眠状態で高額商品を売りつけるSF商法。被害が後を絶ちません。今回は、市政モニターの村田暁美さん(鈴川中町)の「SF商法の取り締まり」についてです。
村田暁美さん
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〈市長への手紙〉
先日、私たちの町内の近くで、車庫を借りきってSF商法を行っているのを見かけました。
本当は無料配布の物につられるのが悪いのですが、中にはそんな人ばかりではないと思われます。
私が見かけた人たちは、若い人4人から5人に両側から挟み込まれ、黙って通り抜けられる状態ではありませんでした。特にお年寄りがねらわれていたようでした。
消費生活センター相談室は、悪徳商法に引っかかった場合の相談のようですが、強引な商法を見かけた場合、通報などで警察では取り締ってはもらえないでしょうか
どしどし情報提供を
〈市長の答え〉
御指摘のとおり、最近の相談の中でお年寄りをねらったSF商法に関する件数がふえています。
センターでは、相談の受付・処理はもちろんのことですが、それ以前に、悪徳商法の情報が入ると実態を調査し、市の関係課と連絡をとりながら、町内会・老人クラブ等へ公会堂の貸し出し、会場への出入りについて注意を呼びかけるなどの指導を行っています。
また、警察とも常に連携を持ち、取り締まりを依頼するなど、消費者保護に努めています。強引な商法でお年寄りが困っているときなど、警察署の防犯少年課へ通報していただければ、警察の立場で処理していただくことができます。
情報提供をぜひお願いします。
〈SF商法〉
主としてお年寄りをねらった悪徳商法。まず日用雑貨品を「無料」「格安で販売」などと書いたチラシを配って人を集めます。初めはチラシどおりに、矢継ぎ早に品物を出し、手を挙げさせて客に渡します。これを、何度か繰り返し、「タダ」「安い」という観念を植えつけたところで、高額商品を売りつけます。