煙突をデザインしてまちづくりを進めたら…
このコーナーでは「市長への手紙」の中から、提言などを紹介します。今回は、市政モニターの和田濱雄さん(今泉九)の「煙突を生かしたまちづくり」についてです。
和田濱推さん
- 写真あり -
〈長への手紙〉
先日、富士市にたくさんある煙突に周囲の環境とマッチした色やデザインをし、まちづくりを進めるという話を新聞で読みました。
私も大変おもしろいことと思います。例えば、潤井川大橋に近い煙突は、富士川合戦にちなみ水鳥の飛ぶ姿などはどうでしょうか。第一清掃工場はバックの森に溶け込む迷彩色もすてきです。
企業はこの様なことには腰が重いので、市で予算化を進め、啓発してほしいと思います。
皆さんのアイデアを
〈市長の答え〉
市は今年度から「煙突を日本一生かしたまちづくり」事業を始めました。これは富士市のシンボルともいえる煙突を生かして、だれもがこのまちに住んでよかったと思えるような「富士山と煙突のあるまちづくり」を進めるものです。
市内の5メートル以上の煙突は362本。これらの煙突を邪魔物扱いするのではなく、長い間富士市の発展を支えてきた功労者として、また、これからも富士市を引っ張っていく活力として積極的にまちづくりに生かしていこうというものです。
基本的な考えとして、富士市の煙突が持っている歴史や文化を重視し、様々な視点で煙突を生かしたまちづくりの可能性を探っていきたいと思っています。
この事業は、煙突を持つ企業の協力が不可欠ですので、市民と企業と行政が一体となったまちづくりを考えていきたいと思います。 今年度は予備調査を実施しますが、これから先、事業を進めていくなかで、皆さんのアイデアや意見を伺いたいと思います。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 紅白でなくデザイン化すると…