【薬酒】
その気になれば何でも薬酒になると言うのが、富士岡・小塚竹雄さん(81歳)の持論。そうして漬けた薬酒が30数種類。
強壮剤の10年物のまむし酒や、7年物のまたたび酒、春に漬け込んだ心臓の薬たんぽぽ酒。みんなひんやりと薄暗い所に保存されています。
小塚さんは、ぜんそくの持病があって体によいと聞けば何でも試し、行き着いたのが薬酒。今では、近所の人がもらいにくるほど。
素人が漬けるには、飲んでおいしく、こはく色のお茶酒やにっけい洒、また腹下しの薬、赤いへびいちご酒がお勧め。